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大人だけど、まだまだ青い

こんばんは。
めずらしく夜にMacbookを開いているともぞーです。

「大人だけど、まだまだ青い」と題してみました。本文はというと、大好きな恋人とお別れした話です。

恋人のゆうちゃんとお別れしたのは、つい2週間ほど前。別れたきっかけは、ゆうちゃんから「別れたい」と切り出されたこと。「フラれた」と言えばそうかもしれないけど、今は納得したうえで別れたと思っているので、あまりフラれたという気持ちはしないです。

1年3ヶ月ほどお付き合いをしていましたが、かなり濃い時間だったし、私の人生が大きく動いた時間だったなあと思っています。

「別れたい」と言われたときは、私にとっては青天の霹靂で、かなりのショックとダメージを受けました。

でもじっくり考えるうちに、別れるのが私にとってもいい選択なのかもしれないと感じ、別れることにしたのです。


恋人に「別れたい」と言われて考えたこと

恋人に「別れたい」と言われて考えたこと。

じっくり考えたなかで見えてきたのは、恋人の存在によって「私自身の本当にやりたいことが見えなくなっていた」ということ。相手の行動に引っ張られて、恋人基準で行動していたなあと反省しています。

例えば、「ゆうちゃんが福井にいるから私も福井に住む」「ゆうちゃんが平日忙しいから、土日はなるべく予定を空けるようにする」など。

相手との関係性もあるので、上記のそれがまったくダメとは思わないし、よくあることなのかもしれません。でも、私が私自身の行動を恋人に合わせて制限していたように感じたのです。

「もし私がひとりだったら何をしたい?」と考えたときに、「北海道の道東に行きたいし、道南にも行きたい」「ワーホリに行きたい」などの考えが浮かんできました。

北海道に行きたい気持ちは、付き合っていたときからあったけど、ワーホリに行きたいという気持ちは、恋人と付き合うなかで、難しいかなと諦めかけていた気持ちです。

恋人の存在抜きで考えてみたときに、本当にやりたいことが見えたなあと感じて、一度別れてみてもいいのかなと思いました。人生のいい転機になりそうだと。このタイミングで、自分のやりたいことをじっくり考えてやってみたいという気持ちでいます。

恋人と過ごした時間について

ゆうちゃんとは1年3ヶ月ほど一緒に過ごしました。3月までは平日の日中も一緒にいることが多かったので、2〜3年一緒にいたような気持ちです。


ゆうちゃんとの出会いは2020年2月。名古屋で開催されたイベントで出会ったのがきっかけです。

当時、会社を休職し始めたばかりの私は、ゆうちゃんに出会って衝撃を受けます。当時のゆうちゃんは、個人でカレー屋さんと焼き芋屋さんをしていました。会社員と公務員くらいしか生き方を知らなかった私は、「カレー屋さん?焼き芋屋さん??」と頭の中で?マークが連発していました。

その後、ゆうちゃんの紹介で、私の地元・福井にあるシェアハウスに住み始めます。シェアハウスには、アルバイトで暮らしている人、定職に就かないニート、そしてフリーランスとして生きている人が大半で、会社員が少数派の空間でした。

生きる選択肢をほとんど知らなかった私にとって、「会社員や公務員じゃなくても生きている人がたくさんいる」ことは、私の既存の価値観をぶち壊す要因になりました。
ニートやフリーランスとして生きている人たちがすごく楽しそうで、会社員以外の生き方もいいのかなあと考えるようになったのです。

ゆうちゃんは、私がやってみたいと言うことに対して、「いいね」「やってみよう」と応援してくれて、まったく否定しませんでした。
会社員時代だったら、仕事優先で考えてしまって「やってみたい」と言えなかったり、否定されたりしていたこと。それらを「純粋にやってみたい」という気持ちを認めてくれる存在は、私にとって大きな味方となりました。


現在、そしてこれから

そんなこんなで、現在はフリーのライターとして少しずつ仕事をいただくようになってきた私ですが、「ゆうちゃんとの出会いがなければ、今の私はない」とはっきり言い切ることができます。

ゆうちゃんも4月から就職し、お互いのライフステージがずれてきたのかもしれません。
ゆうちゃんと過ごした時間は、私にとってかけがえのない時間だし、これからもゆうちゃんのことを応援したいと思っています。

「復縁の可能性は?」と聞かれたら、「わからない」というのが正直な気持ちです。私自身、今はひとりでじっくり考える時期なのかなと思っていて、今すぐの復縁はないだろうと考えています。将来的にも、正直わからないです。

もしお互いのタイミングやいろんな要素が合えば、また恋人になるかもしれないし、このまま復縁しない可能性だって十分にあります。そのときの流れにまかせたいと思っています。

大人だけどまだまだ青い

「大人だけどまだまだ青い」とは、私自身を指すと同時に、ゆうちゃんのことも表しています。

私自身、26歳になって、友人や身近な人が結婚していく様子や、大学や会社の同期が仕事で活躍している様子を見ると、もう私たちは大人になったんだなあと感じます。しかし、私はまだこれからたくさんの人と出会い、なにが本当にやりたいことなんだろうと悩み、たくさん考えることでしょう。そんな私に、「まだまだ青い」なと思います。

そして、ゆうちゃんについても、「まだまだ青い」のかなと思っています。ゆうちゃんと出会ったばかりの頃は、1歳年下のゆうちゃんが「大人で、しっかり者」だなあと見えていました。
でも、別れる直前のゆうちゃんが「おれはまだまだ子どもだ」と言っていたのが、今になって理解できるようになったのです。たしかに、ゆうちゃんも「発展途上でまだまだ青い」なと感じます。

「青い」という言葉を、「未熟」「発展途上」というような意味合いで使っているのですが、これからもっと伸びるだろうという期待の意味合いも込めて使っています。

私も、ゆうちゃんも、これからもっともっと成長できると思うし、実際に成長するような予感がしています。

私とゆうちゃんのこれからに期待を込めて。



これからもゆるっと文章を書いていきます🐢