子供や選手に対して、なぜイライラするのか?不必要に怒ってしまうのか?
「はやくしなさい!」
「なぜ、一回でできないの?」
「なぜ、分からないの?」
などなど、親が我が子に対してや、指導者が選手等に対してよく言う、よく耳にするフレーズではないでしょうか?
大半は親、指導者、つまり大人がイライラ感を隠せず発するフレーズ。
みなさん、いかがでしょうか?
みなさんも心当たりがあったり、イメージできるのではないでしょうか?
では、なぜ、子供や選手に対して、イライラを覚え、上記の様なフレーズを発してしまうのでしょうか?
もちろん、シチュエーションやプロセスなどにより、一概に言えることではありませんが、大抵はある事象に対して、大人側が勝手にイライラして、怒り、あげくには吐き捨てる様なフレーズを発してしまっているのではないでしょうか?
子供や選手はこのように思っています。
「早くしてるし!」
「え?なんで、怒ってるの?」
「意味わからないし!?」
「一回でなんかできないし!」
「あなたの説明が下手くそだから分からないし!」
などなど!
そうです、そうなんです。
大人が勝手にイライラしているんです。
大人が勝手に怒っているんです。
大人が子供や選手のパフォーマンスや言動等に対して、イライラ、怒り、キツイ言葉を投げかけるのは、大人が定めた勝手な基準(子供不相応な合格基準)により、その基準に到達しなかったり、イメージから外れてしまうと、勝手にイライラして、勝手に怒りだし、酷い場合は、暴言を投げかけてしまうと言ったケースがあるのではないでしょうか?
いや、あります。
よく見かけます。
世間的には子育て熱心だなと言われている親(悪く言えば、過保護、過干渉)や、スポーツ現場の指導者に、、、散見されますよね!?
少し脱線すると、スポーツ界ではこんな言葉があります。
「名選手、名監督(名指導者)にならず!」
出来る人は、自分の基準で物事を見てしまい、自分の基準で評価してしまうきらいがあるのです。
思いあたる節はないでしょうか?
親が我が子に、
「なんで、あなたはできないの?あの子は出来ているじゃない!!」
こんなフレーズもよく耳にしますが、いくら我が子でも、あなたの完全コピーではないですし、他人の子が出来ても、あなたの子はまだその能力等を有していないケースもあるのです。
にもかかわらず、大人(指導者)はわかっているようで、出来ていないことがあるのではないでしょうか?
もちろん、我が子に対して、選手に対して、悪意でこのような態度や発言をすることはないと思います。そう信じたいです。
つまり、良かれと思って、期待を込めてだからこその言動かもしれませんが、あなたのその言動が、実は子供や選手のやる気を損なわせていませんか?マイナスに働いていませんか?弊害になってませんか?
良かれと思っていても、マイナスに働いているケースが多いということです。
大人の勝手な基準で、評価してしまう!
少し、自身の言動を振り返ってみてもいいかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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