1/29(水)配信 もじもじ考とは?3 フォノグラムから観える人体の秘密
身体共鳴を視覚化したものがフォノグラム(音の図形)であり、それが経絡の正体です。
しかし、経絡は「観えるもの」で「見る」ことは出来ません。
「観える」と「見える」は何が違うのでしょうか?
観音様という言葉の意味を考えてみます。
観音とは「音を観る」ということですが、「音は聞く」ものであり「見る」ことは出来ません。
しかし、音を「観る」と書きます。
まさにフォノグラムのことを言っているのです。
では「見る」とは何を指しているのでしょうか?
これは視覚的観測のことを指しています。
光を聴くことが出来るでしょうか??
聴光様はいませんね~なんでだろう~??
どんなに科学が進歩しても、フォノグラムを直接観測することはおそらく出来るようにはならないでしょう。
この視覚認知と聴覚認知には決定的な生理機構的相違があります。
聴覚認知は視覚認知と異なり、二重認知システムになっています。
この認識方式の違いが大脳・平均律と身体・純正率の違いに現れます。
ここを繋いでいるのがピタゴラスカンマです。
また身体的には大脳と身体を繋いでいるのは耳鼻咽頭系です。
人が言葉を発する本当の理由は、脳と身体の認識ギャップを解消したいからなのです。
言葉が(3次元マトリクス)世界を作ったというのは本当です。
耳鼻咽頭系の話から世界創造(古事記の身体論的解釈)を考えることが出来ます。
話は変わりますが、睡眠に関することもフォノグラム的にはどのようにとらえられるかも話していこうと思います。
まず、高速眼球運動を伴うREM睡眠というものがありますが、このREM睡眠時に身体はフォノグラムの渦を解いています。
人間は何か月も断食することは可能でも睡眠を何か月も断つことは出来ません。
*瞑想して起きているのは別です。
つまり日常生活で、大脳の観念処理で作った、身体のフォノグラムの渦を睡眠で解消していく生理機能が人体にはじめから備わっているのです。
なぜこのことが解ったかと言いますと、私が施術してフォノグラムの音響対称性を上げていくときに、REM睡眠時のように、眼球が高速運動していることを指摘されたからです。
フォノグラムの渦、すなわち電磁渦(邪気)を解消する生理機能は他にもあります。
あくびもそういった生理機能の一つです。
あくびが脳幹活性するという話は有名ですが、脳幹が活性されるというのは大脳が休息することと同じことです。
それらは反比例の関係にあります。
大脳とアウターマッスルが対応し、脳幹と姿勢制御筋が対応しています(すると考えます)。
筋肉を使わないで姿勢制御筋だけを使った運動やワークは脳幹活性することになります。
太極拳のゆっくりな動き、片足でバランスをとることなどがそれです。
現代の教育の危険なところは、大脳活性ばかりが強調され、脳幹活性がおろそかになっているところではないかと思います。
西洋型大脳知が良しとされ、身体知(英知)がないがしろにされています。
これを声高に叫ぶと「非科学的」だとされますが、その非科学的という意味についてよく考える必要があります。
大脳ゲシュタルトに収まるパラダイム以外認めないという一つの信仰にすぎません。
大脳ゲシュタルトに収まるパラダイムは、最後は必ずお金(利権)に行き着きます。(物質主義の限界)
視覚認知できない対象は科学ではないのです。
しかし、観音様が観ることのできる世界の実相を無視するわけにはいきません。
時空を超えた香りの世界や菌の世界がそれです。
今後は、物質化が進んで行く人類と振動化が進んで行く人類に別れていき、もはや同じパラダイムを共有することは不可能となっていくと思われます。
物質化していく身体をなんとか振動化する方向にしたいというのがフォノグラム研究です。
近々イベント
1月25日(土)14時~@亀岡・真福寺 (残・若干名)
1月26日(日)10時~@京都アトリエ (残1名)