万物は水に見えます。
万物は水であるというのは、ギリシアの哲学者ターレスの言葉ですが、植物の細胞の中の水を取り出す真空蒸留をしていると本当にそうではないかと思います。少なくとも万物は水であるように見えます。
この水は植物細胞水といって、真空蒸留によって、細胞の中の水をそのまま抽出したものです。葉っぱを搾って、汁を出せばいいのではないかと考える人もいますが、細胞の中と外では圧力差があるため、擦った段階で、そのような水は変質してしまいます。真空減圧蒸留によってのみ、植物細胞水という、*エントロピーの低い水を取り出すことができます。
さて、この植物細胞水は、植物の種類によって、さまざまな薬効があると考えられます。最近は、松や大黒マイタケなどの菌類の植物細胞水も採取して飲み比べています。
例えば、松葉は、血栓症の予防などに効果があるとされていますが、植物は必ず灰汁がありますので、効果効能とともに、灰汁(毒)をも摂取せねばならないことになります。
しかし、松の葉の細胞水であれば、そのような心配はなく、かつエントロピーの低い水を接種することが可能になります。
さて、この植物細胞水というものを考えますと、植物の役割は「水を変質させるもの」「水に指向性を持たせてさまざまな薬効をつくるもの」と考えることができます。
ある種の薬効というからには、ある病変に効果があるということであり、
病変がない人には、むしろ毒になることも考えられます。
つまり、水にある種の志向性を持たせるということは、指向性のない水がなくてはなりません。
言い方を変えますと、対称性の最も高い水はどのような水であるのかを考える必要があります。
よくよく考えてみますと、すべては海から生命が誕生しています。
海水が、大気に蒸発し、雲を作り雨を降らします。
*大自然の真空蒸留水です。ただの水を天から降らしても祓いにはなりません。エントロピーが減らないからです。大自然の雨が祓いになるのは、この過程で水のエントロピーが減るからです。
この雨が山頂から川に流れ、海に戻っていきます。
この間、さまざまな植物がその水を吸収して、育っていきます。
植物は、海水の真空蒸留水を植物細胞水に変質させるということができます。植物の種類だけ変質の数があるということです。
そして、またすべては土と海に帰り、この循環の中で、水が変質しては、また、対称性を戻し、情報を一度リセットするということを繰り返しています。まさに、万物は水であるといっていいかもしれません。
現代科学や現代医学の最大の欠点は何でしょうか?
それは、決してエントロピーを減らすことができないということです。
それは生命を養うことは決してできないということなのです。
しかし、大自然はそれを当たり前のようにやっているのです。
そして人類は、その恵みを知らずに、感謝することも忘れ、現代科学を拝むようになってしまいました。
植物細胞水は、エントロピーが減少した水です。
そして、真空蒸留器は、水のエントロピーを減らし、水に情報を記憶させる
装置です。
ここに新しい生命科学の芽生えを感じてほしいのです。
最後に、指向性がなく、最も対称性の高い水はなんであるか?
それは海水の真空蒸留水だと思います。
それは、ヒマラヤ山頂にたまっている雨水です。
*これを家庭で簡単に作れるってすごいでしょ。
生きた水の本当の意味は、エントロピーが減少している水のことです。
フォノグラムの音響対称性最大の水(共鳴の高い水)とも言えます。
液体の12KEN!