Tomoyuki Wakabayashi

京都で創業して190年 仏壇・仏具の老舗、若林佛具製作所の社長ブログ。 日常のさまざま…

Tomoyuki Wakabayashi

京都で創業して190年 仏壇・仏具の老舗、若林佛具製作所の社長ブログ。 日常のさまざまな情報を発信します。 朝に礼拝 夕に感謝(あしたにらいはい ゆうべにかんしゃ)!

最近の記事

BS11にて弊社の製品が紹介されました!

若林佛具製作所がオリジナル仏壇として販売しているKAKEHASHIシリーズ。 そして、昨年東京で発表し好評を得た、仏壇の存在意義を問い直すプロジェクト raison d‘être(レゾンデートル)。 BS11の「報道ライブ インサイドOUT」という夜の報道番組で、その一部を紹介していただきました。 きっかけは、先日もこのブログで紹介した読売新聞(全国版)の記事。 気になる新聞記事をピックアップする「ニュースのツボ」というコーナーで紹介されました。 ありがたいお話です。

    • 仏壇・仏具にも使われる銀箔の魅力!

      最近、作品に対しての装飾で銀箔押し(貼り)の話があり、少し勉強させていただきました。 銀箔はそのままでも大変美しいのですが、金箔やプラチナ箔と違ってそのまま放置しておくと酸化、硫化し、色のトーンが落ちてくすんできます。 コーティングなどで抑える工夫もありますが、やはり銀箔そのものの表面の輝きは なくなってしまいます。 銀箔を加工することで様々な色に変化します。 昔から使われる技法で有名なのは、硫化銀箔(燻し箔)。 銀箔は硫黄の燻しによる硫化反応によって色が変化していきま

      • 京都 伝統工芸の魅力満載!「京仏壇ミュージアム」

        弊社京都本社ビルの5階に「京仏壇ミュージアム」があります。 ちゃんと京博連(京都市内の博物館連盟)にも加盟しています。 http://www.kyohakuren.jp ここはもともと伝統的工芸品の京仏壇や高級金仏壇の展示フロアでした。 しかし、展示品でありながら販売できない(したくない)ものも多いということで、 京仏壇の博物館のようなフロアにしてはどうか…という発想からこのミュージアムが生まれました。 そもそも仏壇とはお寺の本堂、内陣をミニチュア化したものです。 特

        • 京都の仏壇・仏具技術×アート作品!

          月刊紙に、若林佛具製作所が関わった作品が掲載されていました。 「Casa BRUTUS」6月号。 名和晃平さん(Sandwich)からの依頼で取り組んだ奈良「蔦屋書店」の鹿です。 京都の仏壇・仏具職人の技術が使われています。 3Dモデリングによる等身大のデザインデータを見ながら仏像彫刻師が木で彫刻、 入念な下地作業と漆塗り〜金・プラチナ箔押しという いわゆる京都の伝統的な技法で仕上げられています。 よくこんな造形を考えて、作れるものだと感心します。 写真には 伝統工芸工

        BS11にて弊社の製品が紹介されました!

          若林商報(寺院向カタログ)発刊!!

          ついに完成いたしました。 京仏具「若林商報」令和二年発行 ということで 今回は商品が掲載されている「商報」 御本山、別院をはじめ直近の代表的な「納入実績」 商報に掲載されている仏具の「価格表」 が3冊で1セットとなっています。 まずは若林佛具製作所が今までお取引させていただいたお寺様に対して発送、持参して参りますが、ご要望をいただきましたらお送りさせていただきます。 全国的に見て一般のお寺様に閉塞感があることは事実だと思います。 そんな時だからこそ、今後のビジョンを描

          若林商報(寺院向カタログ)発刊!!