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私たちの給料はどうやって決まるのか。それを上げるには?①

こんにちは。
林知代です。

今日は、
「これだけ働いて、なぜこの給料?」
「給料を上げるにはどうすればいいの?」
の問いに対する答え
マルクスの資本論「労働の再生産コスト」の話についてです。

私たちの給料がどうやって決まるか

日本は資本主義です。

資本家からすると、
労働者には
明日(翌月)も今日(今月)と同じだけの労働力を提供して欲しい。

この、労働力を維持するために必要な最低限のコストのことを
「労働力の再生産コスト」と呼び
これがすなわち給料です。

資本家は
明日も元気に働いてもらうための最低限の生活費
(家賃、食費、休暇、娯楽など)
を労働者に給料として支払います。

ここでのポイントは
「最低限の」
というところ。

したがって、
Aさんにだけ3人分の家賃をだしてあげよう!
とか
Bさんは特別に休暇を2倍あげよう!
とはならないわけです。

つまり、
みんな大体同じコストに落ち着きます。

だから初任給って大体どこへ行っても一緒くらいで大きくは変わらないのです。

また、高卒と大卒で
大卒の方が給料が高いのは
入社までにかけてきたコストが高いからです。

この話をもっと詳しく学びたい方は
この本がとてもわかりやすくておすすめです。
経済の話と聞いて
難しいかな?
と思っていましたが、とても読みやすいです!

今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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