講師として相手を知ることができなかった頃のはなし。
【相手を知る時間の尊さ】
身近にいてくれる人のことを【知る時間】作れていますか?
インストラクターとして活動し始めた頃。
私は生徒さんとお話しする時間が作れませんでした。
当時働いていたスタジオは、
何年も勤めているベテラン先生が沢山いて
受付や清掃業務も手分けし、徹底していました。
ベテラン先生は生徒さんとの信頼が厚く、
レッスンの後に受付や入口で
楽しそうにお話ししています。
当時、新人だった私は人見知りであることと
知らない私に話しかけられても嫌だよな…と気を遣って
なかなか輪に入ることができませんでした。
そして、勤務を終えて家に帰ってから。
「あ〜今日も話したかった生徒さんとは目も合わなかったな…」
と。切ない気持ちになりました。
どう自分をアピールするか。どうやって話しに入るか。
つまり、集客する上で自分と生徒さんの
距離を詰めることがかなり重要でした。
その時の私の気持ちと同じように、
起業・独立して働くインストラクターや
講師の方からも似た悩みを聞きます。
「生徒さんとコミュニケーションが今いち、とれていない気がする」
「クラスの内容や強度をどう思っているのか気になる」
「本心がよくわからない。心の距離が遠く感じる」
特に私のように、根が人見知りタイプの方。
手早く身支度をしている生徒さんに
何だか話しかけづらいな…という
空気を読んでしまう優しいタイプの方。
ヨガインストラクターに限らず
講師や講義をしている方も
相手を想うがゆえに中々一歩踏み込む
会話ができないことがあるかもしれません。
でも今、目の前に来てくれている生徒さんは
提供しているヨガに、あなた自身に
魅力や親近感があるからそこに居てくれています。
そして、そんな風に目の前にいてくれる方を
誰よりも【知る時間】を作ることで
相手との心の距離は、一気に縮みます。
当時の私は、生徒さんを【知る時間】を
自分で作るよう、工夫していきました。
ヨガのレッスンにプラスして、
ワークショップや講座を展開するよう働きかけたのです。
生徒さんに向けて、ワークショップや講座を
開催できるようになるとレッスン中の
60分や90分だけではなく、生徒さんと過ごす時間がふやせます。
それは、他愛もない会話をする時間もふやせて
笑顔に触れることがもっとできます。
生徒さんをもっと知れる。自分をもっと知ってもらう。
ヨガに何を求めているのか。ニーズを知ることにも繋がります。
そして、知ってもらっていると安心感が生まれて
クラスやワークショップの満足度もあがります。
どんな講座やワークショップを始めたらいいかわからない…不安…
そんな先生の悩みを解決できるのが【アロマテラピー】です。
生徒さんを知ることができる。心の距離を近づけることができる。
【インストラクター向けアロマテラピー講座】の準備をすすめています。
ありがたいことに、既にモニター生の募集は満員となり、締切りました。
これから、アロマテラピー・ヨガ…他にも心から価値を感じて、
私が学んできたことを活かした、スクール開設に向けて動いています。
皆さんが自分を満たしながら、身近な方と心地よく繋がることができる。
そんな輪を広げられるように…新しい出会いが楽しみです。
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