欲と付き合う
こんにちは。今日はパーソナルトレーニングの日です。
日曜日の渋谷に行きました。
人混みは大嫌いなのですが、人を見るのは大好きです。
私が作務衣生活に行き着くまでに歩いてきた人生があるようにあの大混雑にいる1人1人にも生活があり歴史があります。
この人はどんな人生を歩んできたんだろう?
こんなことを考えると凄く楽しい日に変わります。
まあもちろん疲れはしたんですけどね笑
今日は人間を動かす大きな原動力のお話です。
人間は動物
人間は動物である以上欲求に従って生きています。
これを避けられた人間を私は見たことがありません。
私も無論その欲求に従って生きています。
お腹が空けば食べるし、眠くなれば寝るし
動物の根源的な欲求以外にも
新しい作務衣は欲しくなるし、お金も欲しいし
新しいもの、好奇心を刺激してくれるものを欲してるし
物欲や知識欲など人間が動物の中でも突出した欲求を持っていて、それによって日々生きています。
我々は欲によって成り立っているのを忘れてはいけません。
行き過ぎた欲求
動物は必要以上に狩りをしないのをご存知ですか?
動物は子孫を繁栄させるため餌にあたる植物、動物を必要以上に狩りません。
当たり前ですが狩りをしすぎると餌がなくなってしまい、生態系を壊すだけでなく自身の餌もなくなってしまうからです。
そのため必要以上には獲らないのです。
実際は、狩りが大変なのでそこまで獲れないという現状もあるかとは思います。
また、牧場の牛はミネラルブロックという塩を舐めるらしいです。
牛にとってミネラルはかなり貴重なものであり、草にはほとんど含まれないため脱水症状予防の観点からも必要不可欠だそうです。
にも関わらず必要以上は摂取しないそうです。
必要分摂ったらやめると。
命の危険に関わりそうなもので摂取しまくっといた方が良いかと思いきや
動物は賢く、足るを知り、必要以上は求めません。
それに対して人間はどうでしょうか?
我々の欲求は足るを知れているでしょうか?
欲求と付き合う
決して人間の欲が悪いわけではありません。
欲があったお陰でここまでテクノロジーが発展し
絶対に関われないような人と関われるようになり
生活もかなり便利になりました。
今後もさらに発展していき、ますます便利になることでしょう。
だからこそ我々は気をつけなければいけないです。
無意識に欲の渦に巻き込まれないように。
欲というのはとどまることを知りません。
1個達成されたから満足ということはなく
1個達成されたらまた次、その次。と次第にエスカレートしていきます。
それでも昔はテクノロジーが発展していなかったので欲を強制的にブロックされていました。
ですが今は、地球という規模においてはほぼ制限がありません。
従って欲は地球規模で膨らみやすいです。
それは良いことも悪いこともです。
再三いいますが欲があって我々は生きています。
それは疑いようもない事実。
それが無ければ繁栄は無いです。
ですが現代の欲の構造が底の見えない深い闇である以上、用心するに越したことはないということです。
足るを知る
とは今ある状態がすでに幸せという考え方ですが、
「知る」ということが大事です。
欲のある状態を知る。そして見つめる。
見つめて見極める。
これをしなければたちまち欲の渦に巻き込まれるでしょう。
人間として、動物として心穏やかに生きるためには
欲を知り、欲と付き合う必要がありそうですね。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。
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