最期は子供の世話になって死にたい
藤本美貴さんことミキティが好きでYouTube拝見しているのですが、
(ミキティはと歌とダンスが上手なところ、肝が座っていて気が強くて周りがなんと言おうが全くブレないところが本当にすごいと思う。そしてビジュアルが好み♡)
今日はミキティの人生を振り返る動画を見ていました。
紅白が終わったその足で突然のソロの打ち切りとモーニング娘の加入を告げられ、
そのあと今のご主人の庄司さんとのお付き合いが週刊誌にスクープされ、
その後しばらく活動できなくなり
どうにか復帰してモーニング娘。の活動を続けリーダーになった25日後、
庄司さんの結婚で突然アイドル引退をするという
(モー娘。史上リーダー歴最短期間でハロオタの中で生きる伝説になったミキティ笑)
波乱万丈なお話もとっても面白かったのですが
私は動画の最後の言葉がとても印象的でハッとさせられました。
「人生の最期は子供の世話になって死にたい」
「最近は子供になるべく迷惑をかけないように死んでいこうとする人は多いけど私は子供の世話になれるって幸せなことだと思う。もちろん金銭的な負担はかけないようにはするけど、子供が大きくなって巣立って、けど最期にまた帰ってきてくれて子供と繋がりを持てるということはとても幸せなこと。」
私は今現在子供はいなので、老後は子供の世話にならないようにしようとかそういったことをいつも考えているわけではないし、自分の両親もまだ元気なので今現在、その問題に直面している訳ではないのだけれど、
ただ仕事柄(相談業を生業としているので)
今まで親の介護、最期を看取るというご相談やお話を多くの方から伺ってはきました。
一言で介護、最期を看取るといっても親子の数だけ様々な関係性、これまでの道のりがあり、
それにより様々な問題が勃発したり、また親子の関係性だけではなく、兄弟、姉妹、そして親戚との兼ね合いもあり、
なおかつ精神的にも肉体的にもそして金銭的にも負担になることも多いので
本当に一言で「これで解決!」といった風になることは少なくほとんと一筋縄ではいかないことばかりで
たくさんの方のお話を伺う中で、 介護、最期を看取るということは大変なこと、ものすごいエネルギーを使うことといった印象や負の側面を見ることが多く
いつしか私の中で、介護や看取るということが
「揉め事・厄介ごと」のカテゴリーに分類されていることに気づきました。
きっとその中でも経験するべきしてすることや、何かの課題や学びがあるのだろうと頭ではわかっているものの、恥ずかしながら今日ミキティのこの言葉を聞くまで、介護や看取るということの負のイメージが私の中で拭えていなかったのです。
子供が大きくなって巣立って、けど最期にまた帰ってきてくれて子供と繋がりを持てるということはとても幸せなことだと思う。
今日はこの言葉が自分の中にすっと入ってきて光の輪のように広がり、霧が晴れていくような感覚と安心感を覚えました。
あ〜そうだった看取るということの大前提は「負」ではないんだ、
これは本来「幸せ」なことなんだ。
頭ではわかっていたはずだけどふっと腑に落ちたのでした。
なんだか今日はこのことがとても嬉しかったのです。
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