陽の光を切望しているあなた!
「高原が好きだー!好きだー!好きだー!」
と心が子供のように飛び回りながら叫んでる。
山の頂はエネルギーが高いということを聞いたことがあるけれど、それはなぜだろう。
天に近づくからなのか、人工の建物が少なくかるからなのか、自然が増えるからなのか、樹齢の高い木々ばかり生えているからなのか。
今、神鍋高原というところにきたのだけれど、小淵沢の高原にいたと同じように、心の緊張が勝手に解れていくような、ありのままで大丈夫だよと自分のそのままを見てもらっているような、そんな感覚になっている。
今日も空は雲でいっぱいだけれど、きっと太陽に照らされて、青空がいっぱいに広がったら、気持ち良いところなんだろうなぁ〜と思いながらも、それ以上に雲で覆われながらも、気持ちよさを感じさせてくれることに、とても驚いている!
ここに、2、3日とどまっていたい...しかし、ソーラーパネルがちっとも活躍できず、電気がない...!(くそう...泣)
さあどうしようと、小鳥の元気な鳴き声を聴きながら、とりあえず熱々のコーヒーを一杯飲んだ。
地上のあらゆるものを眺めながら、私たち人間を含めてすべてのものは、太陽を欲しているのだと思った。
植物は光がなければ光合成できないし、人は日光を浴びることでセロトニンを分泌する。
生きるためっていうのもそうだけれど、陽の光は地上のものを美しくするのだと思う。陽を浴びてる森の緑は深くて綺麗だし、雑草たちも陽の元では金色に光ることがある。
人間も同じ。自分の心の闇が深い時は、つい部屋のカーテンを全て閉めきって、自分に光を当てたくなくなるけれど、そこに少しずつ少しずつ、光を照らしていくと、明るい日差しの似合う、美しい人間になっていく。
旅に出て7日が経ちました。ほとんどが雨で、もし晴れたらきっと美しいだろうなぁ〜という景色ばかりで、とても悔しい!
けれど、たとえ空が曇って、雨が降っても、そのときにしかない美しさはあるよね。
どうせなら、それを探しながら、旅をしよ〜う