テレビマンの情報収集の仕方
いま、報道番組のプロデューサーをしています。
日々のニュース以外に、企画VTRなどを放送していますが、情報をアウトプットするためには、それを上回るインプットが必要です。
では、どのようにしているのか。
まずパッと思いつくのが、新聞や週刊誌。新聞は毎日、全紙チェックし、政治経済の流れのほか、企画VTRのネタになるような話はないか、という目線でも読んでいます。
特に地域版、や、コラムなどに知らない話が多く、実は過去何度もオンエアへと繋げています。
そして、PR会社のみなさんからの情報提供。
こちらは各企業からの「宣伝」が多いため、傾斜しすぎると宣伝色が強くなってしまうため、注意が必要なのですが、一方で、最新の企業の取り組みを知ることができるので、一見OAに関係なさそうな話でも、積極的に足を運んで「宣伝」を聞きに行っています。
こちらも過去何度も放送に結びついています。
思い出深いのは、千葉県いすみ市の古民家を再生した宿。本当に素晴らしい取り組みで、実はその後、音声配信voicyのリスナーさん達と「オフ会旅行」に行きました。初めまして、の方も多かったのですが「ニュース」をテーマにとても盛り上がりました。
僕のブログで写真を、そしてyoutubeではダイジェストビデオを公開しています。
そして最後に、街の中で感じること。
普段何気なく過ごしている日々の景色の中でも「ジャーナリスト」としてのアンテナを張っています。
人々が集う場所、行列ができるお店、そして自分自身が感動した新しいこと。
物事を知るにはまずは現地に足を運んでみてこそ。
ただ、漫然と遊ぶのではなく、その中に新しい発見がないか意識する。
こうしてオンエアに繋げたことも多々あります。ただ、休日も休まりませんが。
アウトプットするにはまずインプットから。
オンラインサロン「コミュニケーション大学校」では、僕を含め、みなさんの「インプット」を書き記し、共有することで「アウトプット」する場にする。
さらに、メンバー同士でのオンラインを主とした交流を軸に、コミュニケーション能力の向上を図る。
10月1日、まずは先着30名で受付開始をする予定です。
仕事やいまの生活の枠を超えた出会に、いまから楽しみで仕方ない!
みなさんもお楽しみに!
フジテレビ報道番組プロデューサー
森下知哉
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