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世界のスタジアム・アリーナのVIPルーム(1)
これまでは、スタジアム・アリーナで活用されるテクノロジーを中心にご紹介をしてきました。今回は、スタジアム・アリーナの中でも最もホスピタリティが高く、様々なVIPを迎えてきたであろう世界のスタジアム・アリーナのVIPルームについて触れていきたいと思います。
Wembley Stadium(イングランド)
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イングランドの国立競技場であるウェンブリースタジアムは、2007年に再建され、現在は約90,000人という収容人数を誇ります。再建が検討された際には、通年で企業に使ってもらえるような工夫や娯楽が事業計画の中心となりました。その結果、160以上もの選択肢があるコーポレートスイートルームは、試合当日のVIP向けの個室としての利用だけでなく、試合日以外では、企業による小規模な会議などにも利用しやすい仕様になっており、ケータリングボックスは8名~20名までと様々なタイプを用意しています。
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他にも、様々なルームを用意しており、ボビー・ムーア・ルームは最も大きなスペースとなっており、企業によるイベントや会議、展示会、交流会など様々な用途で活用されています。スタンディング形式のイベントでは、約500名を収容することができるスペースとなっています。
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このほかにも、ピッチビュールームやアーク、アトリウム、スリーライオンズ、ザ・ウェンブリー・スイートなど、様々なタイプの部屋が用意されており、様々なニーズに応えられるスタジアムとなっています。このような施設は年間約350日営業しているため、様々な企業が自由なタイミングでこの空間を利用することができています。
Hartwall Arena(フィンランド)
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フィンランドのヘルシンキにあるハートウォール・アリーナでは、アイスホッケーの国際試合から、世界のアーティストなどによるコンサートなど、幅広く開催できる多機能アリーナとなっています。
このアリーナでは、特にバスケットボールの試合が頻繁に開催されており、最大で14,000名を収容することができます。
このアリーナの特徴として、スカイボックスとして知られているエグゼクティブスイートルームです。
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スカイボックスには、様々な設備が用意されており、部屋によってはプライベートサウナやバー、ソファーなどを備えたスカイボックス408という72名を収容できる部屋などが供えられています。
Emirates Stadium(イングランド)
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アーセナルの本拠地であるエミレーツスタジアムは、150を超えるエグゼクティブボックスを備えるスタジアムとなっています。以前まで使用していたハイバリースタジアムで売り上げていたチケット収入額を、エミレーツスタジアムに移転後、このエグゼクティブボックスの収益だけで上回るほどの売上を生み出していおり、アーセナルというクラブの売上を大きく押し上げることに成功しました。
エグゼクティブボックスには、クラブの歴史的な瞬間をモチーフとした部屋など、様々なタイプが用意されています。
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これらの部屋は試合日当日のパッケージとして、最安値£3,375(約50万円
からとなっており、多くの企業から予約が殺到していると言われています。
いかがだったでしょうか?今回は世界の3つのスタジアム・アリーナを取り上げてみました。次回は、スポーツビジネスの本場であるアメリカのスタジアム・アリーナを取り上げてご紹介したいと思います。