Tour of Bulgaria(UCI2.2)Stage4
はい、やってきましたStgae4
結論から書くと、地獄でした。
まず、朝起きた段階で身体が痛い
ふかふかの草にダイブしたはずなのに....アドレナリンが出てたからなのか?全員が痛い
そこでビクター先生に、身体も機材もボロボロだからDNSした方がいいかな...と聞いてみたところ
ですよね〜
痛みの度合いにもよるけど、骨折もしていないし、とりあえずスタートすることに。
距離:207km(長い!)
獲得標高:2,518m
天気:晴れ
順位:84位(Top+26:10)
前半平坦で、後半に山岳な約210kmのコース
長いて〜
逃げが決まってから、右京が相変わらずコントロールするものの、地味に横風とか登りとかでペースアップがあって集団はナーバスな感じ
落車祭り(なんならリアルスタートした瞬間に落車発生していました。)
奇跡的に落車回避しつつ、横風一列棒状の集団で耐えている時に
本日のトラブル(定例イベント)発生
ブルガリアの悪路を100kmほど走った時、つまりまだ残り100kmある時にいきなりハンドルが折れる
左手がいきなりハンドルからリリースされそうになるも、奇跡的に耐えてストップ
チームカーに自分のスペアバイクは....もちろんない
積んであった誰のでもないスペアバイクに、メカニックがシマノペダルを付け替えて...
サドル高を目測で合わせて...
はい、終わり
残り100km、流石に、これは終わり
サイズがデカすぎて、『ポジション』にこだわる小山ですら、『ポジション』のポの字もないくらい別の乗り物
とりあえず最上
サドル高い!
止まって少し下げる
そこから、チームカーに引き摺り回されてチームカーの隊列の最後尾まで復帰
そこから集団まで15台ほど車を抜いて戻る必要があるのですが、もう脚ない
自分のチームを追い抜く時に、『I know you can do』と監督から
JAVAの時とか、Global6の時とかだったら、ルーマニアの落車の時点で家に帰ってるだろうな〜、それに比べたらクソなことが起きても切り抜けてきたな〜なんて思いながら
とりあえず冷静にチームカーの隊列を使って復帰を試みるも
横風一列棒状でなかなか戻れない
そこに何とリーダージャージの右京御一行がトイレストップしているのを発見
リーダージャージが戻らないわけないので、安心して待機
無事に彼らと集団復帰
集団復帰してからも、ひたすら一列棒状、悪路を耐える
復帰してから3回ほど目の前で落車発生
全部切り抜けることができて、まるでマリオカートのスター状態な気分
登りで遅れてからはグループで安全にゴールを....
最後の登りで目の前の選手が止まりきれず、ガードレールの先へぶっ飛んでいくという....
怖い!
サイズでかい、クランク長い、ブラケット上向き度やばい、おまけに謎にDi2のボタン設定が変えられていて、普通と逆のボタンでシフトする設定になっていて、おまけに鉄下駄
本当に大変なバイクでしたが、ゴールまで連れていてくれた愛すべきバイクです。
ありがとう
結果を出すという点では終わってますが、とにかくこのブルガリアに関しては、生き残ることだけ考えて走りきろうと思います。
応援サポートありがとうございました!