北海道陸別町に移住した理由
2012年10月に日本一寒い町北海道陸別町に移住。東京から移住してきた理由を書き記しておきます。
1. 田舎暮らしを求めて
移住した1番の理由は自然の豊かな地域で暮らしたかったから。
当時、山梨県の北杜市や長野県の大町市を候補に、移住先をなんとなく探していましたが、イマイチ現実味もなく、なかなか第一歩が踏み出せませんでした。
2. 地域おこし協力隊として陸別町へ
そんなとき、たまたま、実家で母の生まれ故郷の陸別町の役場のホームページを見ると「地域おこし協力隊」を募集していました。
募集内容は「地域資源を生かした特産品開発」
当時、国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」でフェアトレード事業を担当し「海外での特産品開発」を行っていました。
その国内版のプロジェクトは、自分の経験を活かせると直感的に感じて、募集に応募。
無事、採用されました。
3. 自分の一番好きな場所
陸別町は、小学生の頃、毎年夏休みを過ごした思い出の場所。
一番好きな場所はどこかと自問するとまず頭に浮かぶのが陸別町で、川で遊んだり、虫を取ったり、野菜を採ったり、思いっきり遊んだ記憶が今でも脳裏に焼き付いています。
そんな、場所で町の地域おこしに関われることは、願ってもないチャンス。
ご縁のある地域で田舎ぐらしを実現できる。踏み出せなかった一歩が、やっと踏み出せました。
4. 海外も大変だけど、日本も大変
国際協力の仕事を通じていつも感じていたことは、海外も大変だけど日本も大変ということ。
ストリートチルドレンや家事使用人として働く子どもたちの支援も大切だけど、日本も特に地方は過疎・高齢化が進み、大変な状況にある。
そういった課題に対して、当時者として関わっていきたい。
そんな思いを抱えて陸別町に移住してきました。