僕らは言葉によって育まれ、言葉によって汚されていく
姪が絵を描いた。「人権啓発のポスター」。
小学校の図工の時間に描いたそうだ。
兄から家族に届いたLINEをみて「ああ、そういうのあったな」と思った。
僕は子供のころから、こういうのが苦手だった。
「みんな仲良く」とか、
「いじめはダメ!」みたいなの、
口で言っても仕方ないじゃん、と思っていた。
子供のころから、可愛くない性格をしていた。
して、兄からその姪作の「人権啓発ポスター」の画像が送られてきた。
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いや「だいじょうぶ」ってなんだよ
ぼくは人権啓発を舐めていましたね。
思えば人権問題って「だいじょうぶ」で解決だもんな。
「ぼく、黄色人種なんだ」
「うん、だいじょうぶ」
「ぼく、足が臭いんだ」
「うん、だいじょうぶ」
「ぼく、君と仲良くしたいんだ」
「もちろん、だいじょうぶ」
ぼく、未熟だったわ。
普通に自分の視野の狭さを痛感したわ。
というわけで、2022年は半分ニートで過ごしたけれど、
この言葉を抱いて締めたいと思います。
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「お疲れさん、きっと君はだいじょうぶだよ」
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