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悪口を言われた時に思い出して欲しい話。

世の中には信じられないほどの悪口が溢れています。
どうやったらそんな酷い言葉を思いつくのだというような罵詈雑言から一周回って一番性格が悪いのではないかと思うようなチクチク言葉まで、みんな趣向を凝らして嫌なことをぶつけ合って生きています。

手元のスマホでSNSをひらけば誰かの誰かに向けた悪口が飛び交っているし、もしかしたら自分にもその矛先は向いているかもしれません。一歩外に出れば職場でもご近所さんでも、ヒソヒソと誰かの悪口を言っては盛り上がっています。

ついつい自分もそれに加わってしまったことがあるかもしれないし、なんなら自分が発起人になってしまったこともあるでしょう。

悪口なんて誰だって言うことのあるもの、そう思ってみても言われたら許せないし腹が立つ。そんな悪口について、考えるだけでもめちゃくちゃ嫌だけど、なぜそんなものが生まれるのか、そしてぶつけられてしまった時どうしたらいいのか、今日は少しだけ考えてみましょう。

そもそもきっと悪口を言ったことないって人はいないと思うのだけど、皆さんが悪口を言う時ってどんな時でしょうか。きっと大体調子が良くない、何か無性にイライラしている、そしてそれを自覚しているしていないに関わらず発散しぶつけたい、そんな時ではないでしょうか。

誰も幸せいっぱいな旅行でグランドキャニオンの景色を見ている時や宝くじで6億当たった直後に他人の悪口は言わないと思うのです。

これは逆に考えてみればあなただけでなく悪口を言ってくる人たちにも当てはまるはず。

つまり今日も嬉々として悪口をばら撒いているその人はきっと今不幸なのです。普通何か悪口を言いたいことが起きたとしても多くの人はそれをぐっと飲み込みます。でもそれを声に出して共感を募ってしまう、もしくは相手にぶつけてしまう、その行動をしなきゃ自分が保てないくらい不幸だから悪口が溢れ出てくるのです。


それを知ったからといって「じゃあ仕方ない」とはならないし「どんな悪口言われても許してやろう」とは到底ならないけれど、まぁ不幸な人なんだなと思ってその悪口を受け止めて見てみてください。

今まではどんなことを言われているのか、それをまともに受けてしまったら自分はどんなダメージを喰らうのかと心配し恐れていたかもしれませんがいざ受け止めてみたらきっと大したことはありません。よく見てみましょう、きっとその悪口は中身のある内容ではないし心に響く物ではないでしょう。だってあなたに文句を言いたい人はあなたが何をしていても、どんなに優れたことをしていても、自分が不機嫌なタイミングできっと重箱の隅をつついて、見えない埃を叩きながら文句を言っているだけなのです。

そんな不幸な人に何を言われても「その文句言いたくなったのはこちらの責任ではなくあなたが不幸なせいでしょう、こちらが何をしていてもきっとあなたは文句を言ったのでしょう」って思えてこないでしょうか。

だからと言って許せることじゃないし許す必要もないことです。

ただ悪口を言われた時は自分の心を守る意味で、不必要にダメージを受けないためにこの話を思い出してみてください。

僕は結構、精神科医としてこんなことを言っていいのかわからないけれど無駄にみんなを許して博愛で生きるべきとは思っていません。だって誰だって許せない人っていっぱいいます。でもそれであなたがしんどい思いをするのだけは避けて欲しいなと思うのです。自分の心ファーストでいきましょう。

さてさて、こんな感じでボイシーの書き起こしを今後チラチラnoteに載せていきます。そして最近やたら長文書きたい欲があるので書き下ろしの長文も出していきます。
慣れてきたらメンシプなどに変えて非公開としていくかもしれませんがとりあえずしばらくはこんな感じでフリーでぶちまけていきますのでフォローよろしくお願いします!

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