DTMで普段使っているプラグイン コンプ編
VSTプラグインなんてものは世の中に腐るほどあるし、それぞれ長所短所があるから好きなものを使えばいいと思ってる。品質もそれほど変わらない。そんな中で自分が好んで使っているものを5つ選んだから参考にしてね。
自分がコンプを選ぶときに重視するのが、軽さと安定性。この二つは譲れない。まずは軽さ。コンプなんてものはほぼ全トラックに刺すからCPUをたくさん使うものはもうそれですでに落選。レイテンシが大きいものもダメだね。次に安定性。クラッシュしたりDAWが落ちたりしたらもう二度と使わない。そしてその二つが確保された前提で、機能や使いやすさや汎用性があるものを自分はよく使う。
5位 Kiive Audio XtressorNuke
残念ながらもう配布されていない無料プラグイン。代替としては後継のXTMaxかな(使ったことはない)。これはDISTRESSORのnukeモードのモデリング。スネアにかけるとバイーンってパンチーなサウンドになる。今やってる橋本環奈主演の朝ドラの主題歌のスネアドラムがこんな感じのサウンドだね(あれはたぶん1176の全押しだと思うけど)これでしか出せない音がある。
4位 HoRNet HA2A
LA2Aのモデリング。名機だけに色々なメーカーから出てるけど、これの凄いところはAUTOモード。ゲインリダクションを設定してぽちっとやると自動でコンプの設定をしてくれる。めっちゃ便利。ボーカルによく使う。
3位 HoRNet Multicomp Plus MK2
上記の上位版で色々なコンプのモデリング詰め合わせ。1176、LA2A、SSL、dbx160などを切り替えられる。LA2Aの挙動が上記と違うような気がして、LA2Aは上のを使う。それ以外はこれ。安いくせに高機能。セールだと1000円を下回るとんでもないコスパ。
2位 VoosteQ Material Comp
上記の上位互換、さらにモデリングの種類が増えて、機能も豊富。アナログ感を出すのが得意みたいで音がいい感じになる。国産メーカーでサポートも厚い。公式がフレンドリー。ファンも多い。
1位 MeldaProduction MTurboComp
上記の上位互換、さらにさらにモデリングの種類が増えて、機能が豊富。有名どころのコンプはこれ一つでほぼ網羅できる。最近はこれしか使ってない。これ刺せばなんとかなる。いまいちハマらなかったら、上記のプラグインを試してみるかな?って感じ。
そして、メルダと言えば変態。なんとコンプを魔改造できる、アナログコンプなのにマルチバンドコンプにできる、1176はアタック早すぎるんだけど無理やりアタックを遅くしたりもできる。AIにアナログ機材の挙動を学習させて作ったらしいんだけど、editモードにするとそのすべての項目をエディットできてしまうため、独自の挙動のコンプが作れてしまう。editモードは沼なので触らなくていい。
普通にコンプとして優秀過ぎる。音もいい。軽い。ネックは見た目と少々高くてセールがほとんど無い。
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最後に
コンプは正直なんでもいい。自分の気に入ったものを使うといいよ。