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「頭を使うこと」はお金のかからない趣味なのです。
昨日、この1年の自分は行動力を発揮できたのではないか、ということを書いたが、実際の自分はどちらかというと、行動より思考派である。
何か思いついてやりたいことがあったとき、いきなり動き出さずに、まずは何から取り組むべきかと考える。何か危機的状況に陥ったとしても、どちらかというと頭の回転数を上げて、何をするべきか考えてから動き出す方である。
こうした性質を持っている人間は、放っておくと自分の思考の世界観の中でのみ考え、ずっとグルグルと思考を巡らせることで、ヘタをしたら行動に移さないままに人生を過ごすことになるような気がしている。
でも、そういう人間にも良い側面はあって、それは、考えることそのものが楽しいと思えるところだ。
私が最近気づいた、この特性を持った人間の利点は、生きることにお金がかかりにくいということだ。
例えば、自分の欲望とモノが直結している場合、そのモノを手に入れるためには何がしかのコストがかかるだろう。ブランド物のバッグ、ゴルフなどなど、大人向けの趣味や嗜好品がその類に入るだろうか。
しかし、私の場合はそうした高額商品への魅力を全く感じない。
食べ物にもこだわりはなく、比較的おいしく体内に摂取できるのであれば、正直何でもいい。
そのように考えると、何かについて「考えること」「頭を使うこと」って、お金がかからない趣味と言えるのではないだろうか?
これが、研究は趣味でやるものだ、と言われる所以なのかもしれない。
このことに気づいて、もしかしたら私はすごく幸せな性質を持っている人間なのかもしれない、と思った。
それは、つくづくお金が必要のない生活をしているからだ。
お金のかかる趣味は何一つ持っていない。
趣味は、気が向く限り弾き続けられるピアノか、パズルだ。
そして、何かについて考えること。こうして文章を書くこと。
こんなに生活に有利な性質を持っているのなら、稼ぐお金の量も、びっくりするほどはいらなくて、少しでもいいのかもしれない。
とはいえ、お金が大事な側面もある。
たくさん稼げるようになってから言えるようにします。
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