私のアジャイルジャーニー 2023
こちらは、シン・アジャイルコミュニティのアドベントカレンダー24日目の記事です。
シン・アジャイルコミュニティとは、日本の組織に「アジャイル」を宿すため、知見を共有し、発信していくコミュニティです。さまざまな業界・業種・文脈を持ったメンバーが集まっています。どなたでもご参加歓迎です!
今年のテーマは、『私のアジャイルジャーニー』です。昨年は3テーマから1つ選ぶかたちだったのですが、奇しくもそのとき取り上げたテーマと同じです。
そんなわけで、2022年までの『私のアジャイルジャーニー』はこちらです。
今年の記事では、差分として、旅の続きを書こうと思います。
旅の続き
今年も残すところあと1週間ということで、先日、この1年をふりかえる会話を社内メンバーとしておりました。そこで気付いたのは、今年の私にとっての「アジャイル」は、探索的な取り組みへのトライがより増えてきたということでした。
新規ビジネスづくりのために、検証をひたすら繰り返したり、そもそも良い仮説を立てるために思考を深めたり、といった仮説検証。
組織のなかで探索的な取り組みを行うために、準備するべきプロセスや注意点など、挑戦できる環境を整える活動。
プロジェクト自体が抱える問題を解消するために、透明性・検査・適応のサイクルをうまく組み込んだ、マネジメントのあり方の再構築。
などなど…
意図的にアジャイルの考え方を持ち込み、現場の人がスキルを獲得しながら進んでいるところもあれば、「必要なことをしていたら、それは結果的にアジャイルだった」ということもありました。
特に、この後者のパターンに気付いたときは、はっとしました。タイムスリップしてアジャイルの起こりにふれた気持ちになります。
「組織に問題が起きていて、なにか手を打っていきたい。こういう構造で乗り越えていけそうだ。あれ、これってアジャイルの考え方では?」と感じる場面が最近増えてきているのですが、そのたびに、アジャイルの強さを感じます。
自分にとっては、チャレンジングでありながら、楽しく過ごすことができています。
これからの旅
社内メンバーと今年のふりかえりをしながら、私の活動を言語化していたのですが、今回この記事を書くにあたり、昨年の記事を改めて読んでいたら予言のように書いてありました。
まさに、1プロダクトを開発するチームから始まった私のアジャイルジャーニーは、「新規ビジネスをアジャイルに立ち上げる」「組織をアジャイルに運営する」方向へ向かっております。
今年の1年を楽しく、挑戦しながら進むことができたように、私自身これからもアジャイルな道を歩んでいくんだと思います。
今年も、多くの人に関わらせていただきました。
さまざまな現場の方、コミュニテイの仲間、社内のメンバー。日々、多くの気付きをいただくことで前進できています。ありがとうございます。
まだまだ旅は続きます。