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フジテレビがホリエモンの手に渡ったら期待すること


フジテレビについて週刊文春の訂正はありましたが、風向きが大きく変わることは無さそうです。
訂正は同様の多くの事例の中の1件に過ぎないこと、マネジメント・ガバナンスに問題があることに変わりはないこと、事由発生後の処理が適切でなかったことがその理由となります。
そのため、第三者委員会の結論が出るとされる3月までスポンサーが戻ることにはならないという意見が一般的です。また、労働組合も日枝体制からの脱却へ活気づいています。

こうした状況下で、フジテレビの綾会社である株式会社フジ・メディア・ホールディングスの株主総会(6月下旬?)に向けて、ホリエモンこと堀江貴文氏が株主らに担がれる(株主提案)という話があります。

今後の動きの詳細は見えない部分が多いので、ここでは仮にホリエモンの登場となった場合の期待を綴ってみます。

期待する放送

正しい情報

地上波テレビでは不適切報道(ふてほど)※がスタンダードなので、正しい情報を流して欲しい。本来当然のことですが。
※代表例は、TBSのサンデーモーニング、報道特集、テレ朝のモーニングショー
※流行語大賞での”ふてほど”はドラマ「不適切にもほどがある」を指していたことは承知していますが、やはり不適切報道の方が合っています。

以下のことを実施することで、正しい情報であることを担保すると共に、他局の不適切報道を明白にできます。

本当の専門家

アメリカ大統領選でハリス有利やら接戦やら言っていたような素人は出す価値はないので、本当の専門家(YouTube界隈には何人もいる)を出して欲しい。

情報ソースを開示

インタビューは元となる映像をネットで開示する。そうすることで、オールドメディアが得意とする切り抜きでの世論誘導でないことを明示する。

石丸伸二氏(全面的に支持しているわけではありません)が、テレビ側で偏向編集ができないように、「インタビュー全体をネットで公開」することをインタビューの条件としたことがありましたが、もっともなことだと思います。

優良ネット番組の短縮版放送

上記と同様というか逆方向というか、ReHacQ(リハック)のようなネット番組と提携して、その短縮版を地上波で流す。

ReHacQ(リハック)は、2023年3月から配信が開始されたようですが、ほんの最近(2024年11月頃)知りました。兵庫県知事選においても両陣営から人を呼んで深くインタビューをすることで、偏りなく真実を明らかにし、結果的に大きな影響がありました。

必ずしも「数字を持っている」人だけが対象ではないため、地上波でいきなり長時間を放映するわけにはいかないでしょうが、ダイジェスト版だけを地上波で放映し、詳細を見たい人はネットへという誘導はアリだと思います。

最近は石破首相のインタビューもありましたが、人となりがよくわかるようです(悪い意味で)。

その他、ホリエモンの方がよっぽど色々考えているので、お任せです。

波及効果

上記放送による波及効果

高年齢層でもネット利用者は増えているとは言え、未だに朝日新聞を好んで読んでいる(監視のために読んでいるのならばOK)ような情報リテラシーの無い老人も多いので、そうした人々ににも正しい情報が届くようになればよいと思います。

ワイドショーは減少傾向のようですが、いくらかでも残っている限り、他局では毎日偏向報道や馬鹿発言があるので、それに反論する内容だけでも番組は成り立ちそうです。

今回のフジテレビ問題による波及効果

フジテレビからは多くのスポンサーが離れ、スポンサーにとってはCMが無い場合の売上の実証実験中です。売上に大きなマイナスが無い(=CMに効果が無い)ことが実証されれば、他局のスポンサーも減る流れとなるでしょう。

他局もフジテレビと同様の問題を抱えていると見られているので、そうした面からもスポンサー離れの流れは出てくるのでしょう。
ただ、スポンサーのいないNHKだけはこの方法での改善は見込めません(チューナー無しテレビの普及待ち?)。

補足

4月からのCM契約は本来1月末が締切のようで、減収減益の見込みとの発表がありました。フジ・メディアHDの中でメディア・コンテンツ事業のセグメント利益の比率は半分に満たない(2023年度)ので、すぐに赤字転落とはならないようですが、系列局はより早く厳しい状況に陥るとの話があります。

※一部、立花孝志氏や渡邉哲也氏のコメントを参考にしています。
※私はここの株式は保有していません。

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