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自民党総裁候補の当選確率(2024.9.13時点)

自民党総裁選は、9/12に告示され、9名が正式に出馬しました。
大人数の出馬のため、最初の投票で過半数を取る候補はおらず、決選投票となることを想定し、各段階での確率を設定して当選確率を求めています。(漠然としたイメージを具体的な数値にするためです。)
前回9/4時点では高市39%、小林34%、小泉25%、加藤2%としていました。


投票で2位以内に入る確率

石破茂氏は推薦人が20人集まらないという見方に則っていましたが、出馬できたとなれば党員票が相当程度見込まれます(公職に就いていなかったため、地方行脚に力を入れていたとのこと)。とはいえ、最初の投票で残っても、決選投票での議員票には苦しむと考えられます。

小林鷹之氏は党員票が伸び悩んでいるようです。ただ、最初の投票に残れば、(石破氏とは逆に)議員からの支持の厚みによる強さが、決選投票で発揮されそうです。

小泉進次郎氏は政策の酷さ(経団連というおかしな組織の意向によるものなど)もさることながら、文春砲の餌食になるのかに注目です。

高市早苗氏は、本来、政策論争で強みを見せられますが、候補が多いために発言の機会が限られる可能性はあります。

左の候補と上の候補が決選投票に残る確率

各組合せでの勝敗の想定

決選投票で左側の候補が上の候補に勝つ確率

最終的な当選確率

上の2つの表の数値を掛け合わせたものの合計(当選確率)
想定した当選確率の推移

候補と支持者の関係

候補その支持者の立場の分布は、下図のようにイメージしています。
決選投票で「高市vs小泉」となった場合、中間の小林陣営がどちらにつくかが結果に大きく影響しますが、高市氏につく(というより反小泉・反菅?)議員が多いように思われます。
このことが上記の「各組合せでの勝敗の想定」に反映されています。

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