【超雑談】僕が転職活動を辞めてBloomに入るまでの話
今回は完全に自分語りの会なので
【超雑談】とつけさせてもらいました。
身近な人はご存じのことかと思いますが、
私はアニメや音楽が大好きです。
それは小さいころからずっと変わりませんでした。
小学生、中学生くらいの頃までは、
アニメか音楽の仕事をするんだろうなあ
とどこか勝手に思っていました。
高校では、
音楽大学の推薦をいただけるような学校に進学し、
何かを伝えたりすることにも興味があったので、
将来は音楽の先生になるんだと意気込んでいました。
当時から
アニメのライブなんかも多く足を運んでいたので、
オタクと勉学(音楽のみ)の両立もうまくやっていたと思います。
しかし、
その時は音楽大学に行くということがどういうことか、
特にお金周りのことを全く理解していませんでした。
学費だけで普通の大学の2倍以上はかかりますし、
それを奨学金で賄うとしても約1000万円程度の借金を
教員になってから返すのは現実的ではありません。
奨学金の金額を減らして、
残りをアルバイトで賄っても
アルバイトをしている間に
ほかの学生は練習や勉強をしているので
必ず差がついてしまいます。
本来、教育大学を目指すべきだったのですが、
それに気づいた時には遅く、
音楽しかやってこなかった自分にとって、
半年やそこらでどうにかなる
レベルではありませんでした。
そこで進路を変更し、
パソコンを使えたらとりあえず食べていけるだろうと、
IT系の専門学校に進学しました。
そして、2022年に新卒として入社し、現職のエンジニアになりました。
入社当初はやる気がありました。
就職活動で勝ち取った内定だったので、
意欲も十分でした。
しかし、
どうしても過去の夢と今の現実とのギャップが頭から離れませんでした。
仕事は1日の1/3の時間を使うのに、
やりたいことをしていないという状況が
本当に勿体ないと感じていました。
当時はやりがいも全く感じず、
やる気も出ませんでした。
そこで、どうせ辞めるなら早いうちがいいと考え、
入社一年目で転職を決意しました。
目指す業界はエンタメ系。
アニメやアニソンが好きで、
それを作って
世に広める仕事はどうだろうと考えました。
ただ、第二新卒であろうと新卒であろうと、
業界知識がほとんどないため、
働きながらエンタメ系の専門学校のようなところに通うことにしました。
(実は親にも言ってません、ここで初出し)
エンタメ業界というものがどういうものか
もしエンタメ業界が向いていないなといって
辞めたとしてもそれはそれで学びだと思い入学しました。
エンタメ系の専門学校のようなところ
実際にエンタメ企業が運営している学校だったので
実習なんかも本格的どころか
エンタメ企業の名前を背負って、
本物のサービスの営業だったり
イベントの企画運営など、
何をどうすれば売れるのか、
どういうデータが今、必要なのか
講義を交えて学びました。
そこで出来た仲間もいますし、
実際に多くのことを学べたと思います。
noteを始めたのも
この学びがきっかけで、
自分の考えや好きについて考えるために
始めました。
(相変わらず文章力はないですが…..)
当たり前のことなんですが、
自分がこうしたい!!!、というよりは
万人受けするにはどうするか
どうやったら、大衆に周知させれるか
どうやったら、売上を獲得できるか
というのがやはり企業としての考え方なので
自分とは少し合わないなあ….
という気持ちも少しずつ沸いていました。
(それもやってみての気付きなので良いのですが)
通い続けて数か月
学校とは別に
ある1つのイベントに出会います。
ラブオケ!Orchestra Concert
察しの良い方は名前で分かるかもしれませんが
ラブライブの劇伴や楽曲を
オーケストラで演奏するという
同人イベントでした。
コミックマーケットや
僕ラブ(ラブライブ限定の同人即売会)などには
参加したことはありましたが、
同人音楽を生で聴くという経験がなく、
当時エンタメの勉強もしていましたし、
どんなものなんだろうと足を運びました。
当時の感想
当時の浅い感想で申し訳ないですが
本当にすごかったんです。
ここで得たもの、感じたものを語ると
本当に長くなってしまうので今回は省きますが、
「自分がしたかったことはこれや!!!!!」
という感情が腹の底から
ぽこぽこぽこぽこと溢れてきました。
そこから夏コミ(C102)にも参加し、
もしかして同人活動って、
同人活動にしかない良さがあるのではないだろうか。
と考えるようになりました。
そう思っている最中、
こんなポストが私の元にたまたま流れてきました。
このポストをされていた方はラブオケにて
クラリネットと採譜/編曲で参加されていた方で、
自分もクラリネットを演奏していたのもあって
たまたまフォローしていました。
(今は仲良くさせていただいてます)
Bloom Wind Orchestra(以下、Bloom)
ポストの通りラブライブの最新作である、
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(以下、蓮ノ空)の曲を演奏する有志の吹奏楽団
とのこと
ラブオケやコミックマーケットにて
同人活動に感銘を受けていた時だったのと同時に
・自分がエンタメ業界に就職するかもという点、
・楽器にブランクあり&オタク音楽集団の中でやっていけるか不安
など、自分の中で様々なものがあり入団するのに非常に悩みました。
エンタメの学校に入学を決意した時の自分の
"やってみなくちゃは分からない"
という考え方が頭をよぎり
ラブオケの演奏を受けて
"自分たちがやりたくてやる音楽"というものに
奏者としてどんな景色があるんだろうと
非常に興味がありましたし。
エンタメ業界に就職するかもとか
そんなことは細かいことは置いておいて
やってみたいと思ったならやろう!!!
と
書きかけて数日間止めていた
Bloom入団のGoogleフォームを開き
勇気を振り絞って、送信ボタンを押しました。
そして入団へ…
8月下旬には、主催の挨拶があって
9月には口頭での説明会
11月に初合わせだったと思います。
社会性の無い人見知りのオタクなので
11月の初合わせでは
本当に緊張していたと思います。
いざ、オタク音楽集団に足を踏み入れてみると、
本当にいい人達ばかりですし、
蓮ノ空の色々に対して
「ああじゃないか」「こうじゃないか」
Bloomの活動として
「あれやりたい」「これやりたい」と
主催や運営のみならず
みなさんが主体的に動いていて
団員それぞれ色んな想いはありつつ
でも志は同じく
というような形で
大人になってから部活をしているような感覚でした。
今この記事は、
Bloomが行っているラジオ(ぶるーむ放送局)を聴きながら書いています。
演奏のみならず、ラジオやブログなど
1つの吹奏楽団とは思えないほどのレンジの広さ
これもみんなの「やりたい」という想いからできたものです。
ここにいる皆さんは、自分の想いや考えを
何らかを形にするのがきっと好きなんだ。
我々はスクールアイドルではないけれど
不完全でも熱を持ったみんなで作る芸術がここにはありました。
自分がやりたいエンタメはここにありました。
現職のIT系の仕事も今は技術力はまだまだだけど
もっと今を頑張って
この能力もいつか何らかの形で
オタクに還元できるのではないかと思っています。
昨年の冬頃、
当時通っていたエンタメの学校を途中で辞めて
今の仕事とBloomに集中することにしました。
これが同人活動の良さなのか….と
新しい自分の居場所が出来て
本当にBloomに入って良かったです。
これを書いている数日前には
横浜でのOpening Concertを終え
達成感と
次の演奏も頑張るぞという気持ちでいっぱいです
その感想は、また別の記事にします。