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翻訳家の深み~mistletoeとハリーポッターから気付いたこと~

こんにちは ともとです😊

そういえばのお話なんですが、私が翻訳する人ってすごいな、奥が深いなと感じた出来事があったのをさっき思い出して早速書いています!

みなさんは、クリスマスソングってよく聴きますか?

私はね、クリスマスシーズンはもちろんテンションを上げたいときとかによく聴くんですが

ま、それは置いといてですね笑

ジャスティン・ビーバーの”Mistletoe”という曲知っていますか?

日本語バージョンだと“きみとホワイトキス“という題名になっています

それで、私はこの曲を久しぶりに去年聴いたんですが

ふとね、なんでMistletoeという名前があるのにわざわざ名前を思いっきり変えたんだろう…って思ったんですね

Mistletoeというのは、日本語に訳すと“ヤドリギ“なんですが

私は正直、ヤドリギと名前だけ聞いても全然ピンと来ず、検索して画像を見てやっと、あっこれかあとなりました↓

画像1


だから、日本人にとってそんなに名前の知名度がないから題名をガラッと変えたのかなあとか

確かに、歌の内容的にクリスマスに好きな人と一緒にいたい、そしてキスしたいという感じだから?

などね頭のどこかで考えていました

でも、やけにヤドリギの下に居たいやん?っていう感じなんです

本来なら、楽しく家族とくつろいだり雪の中で遊んだりしてるのがいいはずだけど

ヤドリギの下に居るよって言ってて

なになに?っていう感じで疑問がありました

そんなこんなで、そのまたある日

私は、家でハリーポッター祭りをしてて(勝手に不定期で開催中)

その中でね、ハリーとチョウのキスシーンがありまして 

そこでね!私はカギを見つけたんです!!

二人きりで話をしてて、いい感じになったとき

"Mistletoes..."   からのキス!!

だったんです!   

↑ こちら

それを見た瞬間に、私の中の線がこうピキーンと繋がって

ヤドリギってなんか絶対意味があるんだ!と思い全力で調べました。

この結果で、全ての謎が解けました🕵

さあ、行ってみましょう

ヤドリギと言うのは、皆さんご存じクリスマスと言えばの木です。

そして、また違う深い意味を持っていまして

”今日ではクリスマスの飾りとして広く用いられる。ヨーロッパではオウシュウヤドリギが、北アメリカでは Oak Mistletoe が使われる。クリスマスでの風習の1つとして、ヤドリギの飾りの下で出会った2人はキスしなければいけない、というものがある。” 

出典:Wikipedia|ヤドリギ類


ヤドリギの飾りの下で出会った2人はキスしなければいけない!?

そういうことだったのかーーっと

他にも、ヤドリギに関しての色々な記事がありましたが

ヤドリギの下でキスをする”というのは、全部に共通していましたので

そういうことですね❤

詳しく説明していらっしゃる記事がありましたので、載せておきますね✨↓

https://xn--u9j2g4aap6e5e7b5fya2fu733gv3zf.com/blog/yadorigi-181206.html


いやあ、これすごいですよね

全然私知らなかったし、こんな素敵なというか、うん

言い伝え的なものを、大切に心に置いて

それを信じて、世代を超えて今でもずっとこの文化というか習慣・考えが伝えられているということに感動ですね

✨ ステキ ✨

だから、ジャスティンは好きな人とヤドリギの下にいたかったし

ハリーとチョウは、ヤドリギをきめ手にキスをしたのか...

と、これを知った時めちゃくちゃわたしの脳がアハ体験と共に興奮しておりました☆彡

またね、アメリカとイギリスでは少し違った言い伝えもあるようで

起源は同じところなはずだけど伝わって行って

そこに住む人たちの環境でこうやって少しずつ結果も変わってくるんだという事も感じて

すごく良い学びの時間になりました。

そして、この学びを通して翻訳家ってめちゃくちゃすごいな、深いなと感じました。

”Mistletoe”(ヤドリギ)を”きみとホワイトキス”と訳したのって

とてつもなく素晴らしいなと思ったんです!

だってね、それに至るには

①ヤドリギがアメリカではその下にいる人はキスしなきゃいけないという文化があるという情報を知っている

②日本にはその風習が無いから、もしその文化を知らなかったら歌を聴いた日本人が困惑するかもしれない

という考えを踏まないと出せなかったあの訳だなと思ったからです。

いやあ深すぎる!翻訳家!

この、題名一つ決めるのにどれだけの時間を費やされたのだろうか...

と考えたともとでありました。

わたしもこんな翻訳が出来る翻訳者になりたいです!!!

この感動は絶対忘れたくないし、忘れないと思います


長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございます(*´︶`*)


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