見出し画像

IgA腎症〜難病申請したハナシ#tsunaの闘病きろく4


めんどくさくて後回しにしていた難病給付申請。
そもそもtsunaさんは、対象なのか。
そんなところから。#tsunaの闘病きろく4



さて、3月の「腎生検」が終わり、4月に腎臓内科に受診に行って、無事に「IgA腎症」が確定しました。診断と同時に、いま自分の腎臓がどれだけ機能しているのか(慢性化具合)も分かりました。

そして、病名が確定したことで、治療の方法が決まります。それは、「扁桃腺摘出+パルス療法」です。治療の方法はまた入院の時の記事にて詳しく。

さて、今回の記事は

「特定医療費(指定難病)助成制度」

について。

難病の中でも「指定難病」だった場合に、国の制度として医療費助成制度があります。
学生の頃、社会福祉士の勉強してる時に、指定難病がいくつ、代表的な病気(パーキンソン病とか)を覚えたりしたなぁとボンヤリしつつ、まさか私がその対象となるとは思いもしませんでした。

制度を利用すると、収入により助成金額が異なりますが、1ヶ月あたりの自己負担上限額が決まります。

医療費助成における自己負担上限額(月額)


「IgA腎症」はこの「指定難病」の一つです。
ただし、「IgA腎症」であっても、必ず医療費助成制度を受けられるとは限りません。制度の適応には、一定以上の重症度が必要になります(軽症の人でも、高額な医療費になる場合も申請できるそうです)。
IgA腎症の場合は、下記の表で重症度を見ていきます。

CKD重症度分類ヒートマップ

赤線より下(つまり重症度が高い)だと、対象になります。腎生検で、今の自分の腎臓のgradeなどがわかりましたが、一般人がこの表みても、自分どこかよくわからん。

というわけで、先生に聞くと、
「あれ、申請の話してませんでしたか?すみません〜ええと、蛋白量がどうかによるんですけど…tomotsunaさんの場合は…対象になりますね。早めに申請してください。すいません」

オイ先生/(^o^)\

近づいている治療入院に間に合わせるために、下記の順で急いで書類を準備していきました。

①都道府県の特定医療費助成制度のページへアクセス。

必要書類をダウンロードした段階で、面倒くささに拍車がかかる。そして、子どもが体調を崩す→私も体調を崩して、時間がないのにどんどん先送りになるwww

②必要書類を揃える(私の場合)

1.支給認定申請書←家で記入
2.臨床個人調査表←病院に先生に書いてもらう〜これが1番時間かかる。そしてまさかの1万円超えで助成とは?って感じw
3.世帯全員の住民票→市役所で発行
4.保険証の写し→家でコピー
5.課税証明書→市役所で発行
6.個人番号調書及び個人番号確認・本人確認に必要な書類→家で記入
7.収入等を確認する書類(上記5で課税証明書を提出する全員の住民税が非課税の方のみ)→関係なし
8.同一世帯内に他に特定医療費もしくは小児慢性特定疾病医療費の受給者がいることを証明する書類→関係なし
9.軽症高額に該当することを証明する書類→関係なし
10. 「高額かつ長期」に該当することを証明する書類→関係なし
11. 境界層該当証明書(指定難病の患者に係る特定医療費)→関係なし

③必要書類+身分証を持って保健所へ行って申請。

申請日から支給の対象になります(支給認定の開始)。
病院に提出した「臨床個人調査表」が、ぎりっぎりにしかもらえなくて、申請したのは治療入院の前日でした(笑) 書類に不備がなくて良かったよほんと…。地味に保健所が遠いのもまた面倒。笑

とりあえず、これで申請は完了したので安心して入院しました。治療入院が終わり、いまは「特定医療費(指定難病)受給者証」が届くのを待っています。申請が通ったら届くまで約3ヶ月。届いたら、この数ヶ月の病院の領収書をまとめて、申請するために保健所にまた行かなければなりません…面倒い。笑

そして保健所の人から、案内がありました。
「再申請を9月
にしてください」と。
一年に一回更新しないといけないため、かつ受給者証の有効期限が途切れないようにするため(有効期限は12月が〆)に、また同じことをしなければなりません。ただし今回のみ、使用した個人調査評がまた使える(また一万円かかからず済んでよかった涙)。
忘れないように気をつけます。


というわけで、特定医療費助成制度の申請には、書類を揃えるのにも時間がかかり、受給者証が届くまでに時間がかかります。「IgA腎症」と確定診断されたら、早めに医師に確認して、申請しましょう!(収入により助成額が変わりますので、それは調べて見てください♡笑)


おしまい




 
 

いいなと思ったら応援しよう!