シベリアが熱帯化する異常気象 倍速で進む温暖化
今日の最高気温は34℃になった。とにかく暑い。長袖を着て寝ていたら寝苦しくて目を覚ましてしまうほどだ。こんな日がくるとは。
8日間でなかったお湯がでるようになり、当たり前のことが当たり前にできることに感謝しながら過ごしていたわけだが今度は猛暑だ。昨日も30℃を超えて今日は34℃。明日もそのくらいまで気温があがるらしい。
まだ咲いている菜の花
もうすぐ7月で34℃になっているというのに、まだ菜の花が咲いている。こんなに長く咲き続ける花だっただろうか。無邪気に咲く菜の花と廃墟のようなヤバいゲートのコントラスト。
落書きもサビもアートになることがある。
劇場前の芝生もすっかり伸びてきた。子どもがマスクはもちろんせずに無邪気にキックボードで駆けずり回っていた。菜の花もたんぽぽも咲いているがやはり夏だ。
みんなさすがに夏の装いだから、本当にこの土地で生きるには多くの種類の服が必要だなと改めて思った。
日本のニュースでもシベリアが話題に
6年ここに住んでいる兄によると、6月にこんなに暑くなったのは来てから初めてだったらしい。日本でも異常気象だとニュースになっていた。
記事によると、先月のシベリアの地表温度は平均を最大10度上回っていたらしい。ここでいう「シベリア」は北極圏に近いくらい北の方だが、そこでも38℃になったらしい。
観測史上最も暑くなっているらしい。
冬も140年間の中で一番気温が高かったのだそうだ。とは言っても普通に-40℃くらいいっていたんだが…w
シベリアは他の地域の倍速で温暖化が進んでいるらしい。あと5年でも随分変わっているのかもしれない。
戦勝記念パレード
6月24日には戦勝記念パレードが行われた。5月から延期したものだ。日本のニュースでも「感染者が激増しているにも関わらず」とディスられていた。
やはりなんだかんだ日本にとってロシアは敵国扱いなのだなと報道を見ていると感じる。ロシアに関連するニュースはいつもどこか見下している感じがする。批判の対象になるようなこと以外報道されていないのもある。
ロシアが早期に独自の検査キットを開発したり、毎日20万人を検査していて検査人数の分母が全く違うことは一切知られない。それで死亡人数を誤魔化しているはずだということだけが言われる。
まあそうやって疑われるような行いをし続けてきた国だから信用できないのも当たり前だ。
パレードの日の23時から家の前で花火が上がり始めた。サーカスの電飾切ってほしかった。花火のバリエーションは少なかったが、夏に花火を見ると少し日本を感じられてうれしいものだ。
春先から雲が立体的になり日本ぽいなと思っていたが、最近はかなりすごい形になってきた。モンゴルの空という感じだ。
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