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小1の娘が小学校に上がる前から今に至るまで心がけていること

2024年もあと1週間。
昨年の今頃、我が家には春から小学校に上がる娘のランドセルがすでに届いていた。
4月になれば、保育園からいきなり学童に通所しその後入学。
6年間お世話になった先生とも離れ、娘のことを知らない人たちの中に飛び込む。

考えただけでもドキドキする、私が・・・。
実際娘も少し不安に思うこともあったようだが、保育園の先生が学校はこんなところだよと話をしてくれたり、勉強ってこういうものというごっこ遊びの中に取り入れてくれていたので、娘には楽しみが大きかったよう。

なぜこの記事を書こうと思ったかというと
保育園年長のクリスマスから1年経ってみて自分が心がけていたことを整理してみたくなったから。
トライアンドエラーを繰り返しながら進んでいる、これを忘れないために綴っておこうと思う。

娘にとってどういう小学校生活になって欲しいか

娘が小学校に上がるにあたって、どういう小学校生活を送ってほしいか考えていた。

・色々なことが経験できて、チャレンジできる。
・自分のことは自分で決められる。
・楽しく過ごせる。
・気の許せる仲間ができる。

あくまでこれは私の希望で、娘の希望ではない。
子育てにおいてのゴール「自立」に向けての通過点にすぎない。

このように過ごせるために私ができることは何か、考えてみた。

色々なことが経験できて、チャレンジできる

例えば子どもが「包丁を使って料理したい」と言ってきた時に
大人としてよぎる考えは「手を切ったら危ない」
母としてよぎる考えは・・・「時間取られて面倒くさい」「片付け大変」などなど
この考えだけで「危ないからダメ」「もう少し大きくなったらね」と私は即答していたと思う。

でも、子どもの「やりたい」という旬な気持ちは持続するとは限らない。
時間が許すならば「やってみたい」という気持ちは尊重してあげたいと思うようになった。
多少の失敗、怪我くらいならなんとかなる。
片付けも時間をかければどうにでもなる。
完璧な片付けじゃなくても子どもに手伝ってもらえれば助かる。
こんなふうに私自身の思考を変えていくことに注力した。

ひとまず娘が「やりたい」ということは否定せず、「そうなのね」と受け取り自分の中で即答せずワンクッション置くように心がけた。
なぜなら私は、感覚ですぐ行動に動いてしまうタイプなので「無理!」と思うとすぐ「NO!」と言ってしまいがちだから。

自分のことは自分で決められる

私は幼少の頃から、親の顔色を伺いながら物事を進める癖がついていた。
いざ、成長してから物事を決めるにも「これは母が喜んでくれるだろうか」「これは嫌がるんではないか」という価値観のもと決めていたことも多々あると思う。
そして仕事や子育てを始めてみても不安で不安で、怖い。
失敗することを常に恐れていた。
ビクビクしながら物事を進めていくことに嫌気がさしてきた。

「自分はどうしたい?」という自分への問いかけにも答えられない。
周りの意見にグラグラする。
そんな自分を責めていた。

今ある現実は全部自分が決めてやっていること、とわかった時に
自分がどうしたいか、決められる人になりたいと思ったし、少しずつできるようになってきて、自分がどうしたいかわかってきた時の楽しさを知れた。

息子と娘には「あなたはどうしたいの?」と問いかけるように心がけている。

楽しく過ごせる

人間、気持ちの浮き沈みはどうしてもある。
楽しく過ごせないことだってある。
そんな時も含めて自分を受け止めてあげられたらいいな、と思う。
気分が落ちてしまう自分もいるけど、楽しく過ごせる自分もいるっていうことを感じ取れると私は気持ちが楽になる。
そういう意味で楽しく過ごせたらいいな、と思っている。

気の許せる仲間ができる

「ともだち100人できるかな♪」の歌みたいにできなくていい。
自分が自分らしく、思いやりを持てる仲間ができるといいな、と思っている。
喧嘩してもいい。
仲違いしたっていい。
親の思いは置いておいて、自分の心に沿った仲間を作れるといいね。

子どもから友だちの話を聞くときには
私の「想像」は抜きにして聞くように心がけている。
娘はまだ小1なのでお互いに言葉の伝え方が未熟。
大人から見てその言い方どうなの?と思っても子どもたちが精一杯伝えたこと。
子ども同士で「イヤ」という気持ちがないならそこには入り込まない、と心がけている。
子どもが「イヤ」と感じているなら具体的にどう感じているのかを聴けるようにしたいと思う。

親の想像、思いを入れずに聴くのが難しいが、大人が介入することでややこしくなることもある。
ここはまだまだ私のトレーニングが大切だ。

小1 1学期、2学期の振り返り

1学期〜

新しいことに慣れることをとてもがんばっていた娘。
学校で嫌なことがあった時に先生に話してみたいけど、先生にどう話していいのかわからないと娘から言われた。
内容をとにかく聴き、事実と娘の思いだけを娘と一緒にまとめ、先生に話す練習をした。
連絡帳には「娘から先生に話したいことがあるので、聞いてあげていただけますか?」とだけ書いて、あとは娘に任せた。
先生は連絡帳を見て娘に声をくれて娘は練習通り話せたそう。
そして先生が「話してくれてありがとう」と娘に伝えてくれたそう。
その後、娘と先生で話をして娘の中で整理ができ落ち着いたようだ。
この一件が自信につながったのか、先生に話すことが不安ではなくなったようだ。

とにかく失敗するのを怖がっていた娘が一つ成長した瞬間だったと思う。

2学期〜

夏休み期間学童で過ごす時間があったため、お友だちとの関係も深まったようだ。
2学期はお友だちと休みの日に遊びたいと言っていた。
お友だちのご両親のことは知らず、連絡先も知らない状態。
私からは約束する日、時間、待ち合わせの場所を決めるといいよ、という提案だけした。
もしかしたら待ち合わせで会えなくて悲しい思いをするかも知れないけど、それも経験。

そして子ども同士でいろいろ相談して約束をしてきた。
約束当日、待ち合わせ場所まで一緒に行くとお友だちが1人、お父さんと待ってくれていた。
娘は嬉しくて、あった途端お友だちと抱き合ってた。

子どもだけでいろいろ話し合って成功できたことは、娘にとってどんな気持ちだったのだろう。
近くで見ていた私は感動だった。
私が先回りして友だちの親御さんと連絡をとって遊べるようにすることもできたけど、今回は先回りせず子どもたちだけで経験できたのは私にとって大きな感動だった。

冬休み前、小学校の面談で先生から「自分のペースで楽しそうに過ごしています」とお話があった。
1学期は緊張からか「がんばりすぎている感じがある」と言われていたので、自分の居場所を見つけることができたのかな。

1年振り返ってみて

娘の成長、そして自分自身の成長も感じられた。
私自身、子どもたちに口出ししたくなることも、口出ししてしまうこともある。
エラーしながら確実に成長はできたと思う。
子育てのゴールを意識しながらこれからも子どもたちとの生活を楽しみたい!と改めて思った。

2025年も転ぶこともいっぱいあるけど、起き上がってまたレベルアップしたい!





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