『光あるうちに光の中を歩め』トルストイ
要約
キリスト教の男とそうでない男の対話を描く。ユリウス(非キリスト教)は物質的に裕福になるが満たされた気がしない。最終的に、物質的に裕福になったところでそれは永続するものではないし、物質に執着し不幸になることを悟り、物質的なものを捨てキリスト教へ改心する。
キリスト教徒の価値観は以下の通り。審判の日に神のもとへ到達するためには、労働と隣人愛による善をなすことが必要である。幸福は隣人への愛の中にある。この価値観から、ものを所有でなく共用したり、パンを貧者にあげたりする。そ