率先垂範より効果的な方法がある
私は、子どもを指導する時に、まずは自分がやってみます。例えば、あいさつです。以前、こんなツイートをさせていただきました。
それを色々な方から、
「それって、率先垂範だね!」
と言われるのですが、どうもしっくりきませんでした。なので、「なんでしっくりこないんだろう?」を考察して、率先垂範について自分なりに考えを深めました。リプをしてくれた方のおかげで、考えを深める機会となったように感じます。(その方への批判的な記事ではありません。もし不快に感じたら申し訳ございません)
この記事がみなさんのお役に立てたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
率先垂範とは・・・
率先垂範…先頭に立って模範を示す事(大辞泉より)
模範…見習うべき手本(大辞泉より)
だそうです。つまり、率先垂範をするという事は、教師が
見習われるようにしよう!
という事につながるのだという事です。
確かに、
「◯◯をしなさい!」
「△△はしてはダメです!」
のように、きまりをつくって上から目線の指導をするよりも、効果的な方法である事には間違いありません。
でも、私はこれがしっくり来なかったんです。
では、一体何なのでしょうか?
ここから先は、あくまでも私の個人的な考えですので、ご配慮いただきながら読んでいただければ幸いです。
それでは、私の考えです。それは、指導したい事に対して
教師が1番楽しむ
という事です。どういう事でしょうか?
例えば、指導したい事があいさつであるのならば教師が一番楽しそうに
「おはようございます!」
とあいさつをします。当然、子供にも楽しそうにあいさつをします。しかし、それだけでは終わりません。子どもが見てない時もあいさつを楽しみながらします。
職員室に朝入る時も、職員同士ですれ違う時も、職員にお礼を言う時も。
そして、子どもに、
「みんなにあいさつをするように言ったから、先生方みんなやってるんだ!すっごく気持ちいいね!先生達は前より仲良くなったよ!」
と、あいさつの素晴らしさを大人が実感し、楽しそうに語るんです。
大人の言葉に力が宿ります。
すると子どもに伝染します。子どもは自然とあいさつをするようになります。なぜなら、
・人は、決まりでなく雰囲気で行動する生き物
だからです。
指導する事が楽しい雰囲気になれば、子どもはどんどんマネをします。つまり、まずは最初に大人が指導する事に対して
楽しむ雰囲気
をつくってしまう事が大切だと考えます。そして、それが子どもに伝わり、その楽しさ中でその指導すべき事のよさを味わせる事ができると感じます。
私があいさつを楽しみながらしていると、私にあいさつをしてくれる子達が増えました。
この雰囲気を大人全体で作れたらもっともっと子ども達はあいさつのよさを感じながらハキハキとできるようになるのだと、感じます!
だからこそ、子どもにできるようになって欲しいものは、教師が一番楽しむ!
私はこれからも子どもに指導したい事を私が一番楽しみます。
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