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学んだ事の成果が出ない人の特徴

私はずっと授業づくりや学級づくりについて学んできました。
本を読み、セミナーに参加し、色々な実践を試しました。

しかし、なかなか成果をあげる事ができませんでした。

今回は、私の失敗談からの学びを皆さんと共有していきますのでよろしくお願いします。

「何であの人はうまくいくのに私は…」

そんな事を思った事のある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
私もその一人です。

学んだ事を実践して子どもを成長させようとしても子どもにはなかなか響きません。

理由を考えました。考え、考え、考えました。

そして気づいた事があります。

それは・・・

『子どもに求めている事を自分自身が大切にしていなかった』

という事です。
教師としてということではありません。

『一人の人として』

ということです。

例えば学級で

「ふわふわ言葉を増やしていこう!」

という実践をしたとします。
私も教室ではふわふわ言葉を大切にしていました。

しかし、家に帰ってからは・・・

自分の家族に「ありがとう」と言っていない事に気づきました。

「子どもに言っているんだから、私も言おう」

と思い、家族に積極的に使うようにしました。
すると、私の心が何だか温かくなったのです。

次の日、その経験を子ども達に伝えました。

「先生昨日ね、ご飯作ってくれた事にありがとうって言ったんだ。」

「そしたらね、何だか心がポカポカしてきたんだよ。」

「みんなが幸せになって欲しいと思ってやってたのに、何だか先生が幸せになっちゃった。ありがとう」

と伝えました。
それから、プライベートではふわふわ言葉を大切にするようにしました。
何日も続けました。

するとどうでしょう。

教室でふわふわ言葉が増えていたのです。

きっと、私がふわふわ言葉が心の底からいいものだと感じたからだと思います。
つまり、

自分が幸せになった分、子どもに伝わった

という事です。

他の実践も同じです。

読書をさせたいなら教師が読書の良さを味わって、読書をする。
勉強をさせたいなら教師が勉強の良さを味わって、勉強をする。

どれも自分の時間にです。

つまり、学んだ事が成果が出ない人の特徴は

「子どもにや求めるだけで、自分はその良さがわかっていない」

という事です。その求めている事は

人としての幸せ

にもつながっています。

私はこれから、子どもに求めている事は自分が進んで実践し、その良さを実感していきたいと思いました。
そして、子どもを幸せにするためにも、自分が実践をしてまず幸せになれるようにしていきます。

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