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【クイーンズ・クオリティ感想 3巻11話】 傷つきを受容する

みなさん、こんにちは~!

クイーンズ・クオリティ、大好きフリーランスのともみです。

今回は3巻第11話より、タカヤさんのお言葉を軸に考察と感想を。
※こちらの記事は3巻11話までのネタバレを含みます。

今日の一言ハイライト

ここまでのあらすじの簡単なおさらい

主人公の西岡文は、堀北家に身を寄せる高校生。諸般の事情で文に現在両親はいない。堀北家(玄武門)の家業は人の心に巣食う悪意を払い、元の感情を取り戻す、心の掃除屋。そして、文は人の心を動かすチカラが特別に強いというクイーンを心に宿す。
2巻では、文の学校の先生の悪意が暴走し”ムシ”となってしまった。これを文と玖太郎で処理しに行き、”ムシ”と戦うために文は心の奥深くに潜る。そして、”ムシ”を倒すため、文はこころの中にいる白のクイーンの力を借り、見事ムシを撃退。白のクイーンのチカラを借りた代償として、幼い頃の記憶がない文は、母が亡くなった瞬間の辛い記憶を取り戻す。

さてさて、そんな事があったあと、プールを掃除しながら文とタカヤさんが話していたときのタカヤさんのセリフがこちら。

おまえ無意識に傷ついてないフリする癖あるな
よくないぞ
放置された傷が肝心な時に傷んで健全な思考を奪う

クイーンズ・クオリティ3巻11話

この一言です。

ほんとに。
傷ついていないフリよくないよね…。

傷ついていないふりをすると、どんどん心が鈍くなっていって、傷に気づくことができなくなっていって、傷は膿むし、大怪我になっていくしで、もう大変。

でも、大きな傷であればあるほど、人は自分を守るために防衛本能として傷を見ないふりしちゃうことがある。

かく言う私も…
幼少期にいじめられて、寂しくてどうしようもなかった記憶を、ずーーーーっと気づかないふりをしてきて、ちょうど今月とあるきっかけでその蓋を外すことに。

インナーチャイルドなどの関連本を読んだり、信頼のできる人に話を聞いてもらったりしながら、向き合っている最中ですが、ずいぶん長く待たせてしまったので、めちゃ傷んでてかなりのエネルギーを使っています。

こういうちょっと向き合いきれていない傷って、普段特に意識することはなくとも、ピンチの時ににゅっと顔を出すから困ったもの。

たとえば、自分がされて嫌なことって誰しもあると思うけれど…
意外とそれらがなぜ嫌なのか?
いつから嫌なんだっけ?
などを深堀りしてみると、過去の見なかったふりをした傷が原因だったなんてこともよくある。

私の場合は
・話を聞いてもらえないのすごくムカつく
・頑張ってるアピール、うっとおしいと感じちゃう
・寂しいってアピールする人、甘えている人を見るとムカつく
などなどあるのですが、これらは全部、過去自分がやりたくても出来なかったから反応しているんだなぁ…と気づきました。

気づいただけでは変わらないので、クイーンズ・クオリティの文のように。

真摯に向き合い、少しずつ統合していきたい。
その先に、人として安定し、自分の持つ才能を発揮できる未来が待っているから。

そんな思いになる、タカヤさんの一言でした。

まとめ

今日もタカヤさんの一言を紹介しました。

向き合い切れていない、傷ついた経験って、誰しも大なり小なりあるもの。人に話さなくとも、まずは自分の中で可能な範囲でノートに書いて、「本当はどうしたかったのか?どうされたかったのか?」に向き合ってみるって大切ですね…。


今日も読んでくださりありがとうございました!

だいたい毎日更新するので、また見に来てくださいね~!

では、また、次の記事で。

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