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麻布の夏祭り:バブル崩壊前夜に社会人になった私:1990年#06

1990年の愛知県から上京をしたのですが、その前の年1989年に内定者説明会の日のお話。

昔は、採用の解禁日とかいうものがあって、一応定められた日まで内定などをだしては行けないことになっていました。
売りて市場だった当時は、そんな解禁日協定を守る会社などなく、事前に内定を出して、解禁日には新卒を拘束していました。

私が就職した会社も同じです。

内定者説明会は芝浦の本社で行われ、私は会社の手配で三田に宿泊をしていました。
採用者の人数は覚えていませんが、名古屋採用の仲間で3名ほどで三田界隈を歩いていて、気がついたら祭りをやっていました。

麻布十番夏祭りです。(正式名称 麻布十番納涼祭り

いまや(流行りの病前)までは 麻布十番夏祭りといえば、ものすごい人が集まるお祭りです。
1989年当時の夏祭りは 人は大勢集まっていても いまほどではなく、町内会の夏祭りという感じ。

愛知県から上京した我々はお上りさん状態でありながら、夏祭りを堪能。
初の都内遊びが夏祭りという謎の行動でした。

当時の夏祭りはインターナショナル感はあまりなく、テキヤと町内のお店が露店を出していました。

そこで食べた初ものはトッポギ。
今や韓国料理はどこにでもありますが、当時はあまりなくトッポギという甘辛いお餅に驚き、大好きな食べ物となりました。

今は麻布十番は地下鉄も走っており六本木ヒルズも近くにありアクセスのよい場所となっていますが、
当時は最寄り駅がなく、三田駅から20分以上の距離でしたのでローカル色がすごかったのかもしれません。

そんな思い出の麻布十番夏祭り 1989年夏のお話でした。

マガジンの紹介

この記事は毎週金曜公開のマガジン「バブル崩壊前夜に新社会人なった私(自分史)」でまとめています。



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