数字を意識すると今のことに集中できなくなる
こんにちは!友為です。
今回は「数字を意識すると今のことに集中できなくなる」というテーマでお話します。
これは私が読書している時ですが、ページ数を気にし出すと、読むことに集中できていないときだなぁとわかり始めました。
物語や内容に集中しているのではなく、何ページ進んだか?という進捗を気にしてしまう時があります。そして気になり始めると、本を開いているにも関わらず、全然違うことを考え始めてしまいます。
原因は単に集中力が無くなったからかもしれません。もしくは30歳になって色んなことを考え始めるようになったからかも知れません。
ただきっかけはページ数という数字です。
数字を意識すると、やっている内容は単なる換えの効く手段に変わります。例えば、自分が好きなことをやっていて、それでお金を稼ぐとなるとします。お金を稼いでいるときは、好きなことを継続しますが、稼げなくなると変えてしまいます。もし、単純にそのことをすることが好きであれば、変える必要が無かったかもしれません。
数字を意識すると、今やっていることそのものには興味が薄くなり、全て数字の進捗を支える手段に変わる。
小学生や中学生のテストのカンニングと同じですね。
人生の醍醐味は数字ではなく、それを進んでいる過程にあります。その過程に集中することこそが人生を楽しく生きる方法なんだと思います。
やっていることの過程に集中する方法は、そのやっていることを丁寧にすること。本を読む時も字を指で指したり、頭の中で大きく発声する。
自分がやっていることを丁寧にすることができれば、数字以外の新たな気付きが見つかるはずです。