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イマーシブ体験を作らないと集客できない現実

こんにちは!友為です。
今回は「イマーシブ体験を作らないと集客できない現実」というテーマでお話します。

先日東京で開催されている「動き出す浮世絵」に行ってきました。なかなか面白かったのですが、個人的には別の現実を知った気がします。

それは、イマーシブ体験を作らないと普通の浮世絵では集客をすることができないということです。昨今、イマーシブ施設や展示をする場所が多くなってきました。何でわざわざそこまでの没入感を作ってまで、手を施さないといけないのか?

その理由は、人がすぐに飽きてしまうからです。インターネットで様々な情報に触れることができるようになった現代では、朝起きてから夜寝るまでずっと情報に触れています。だから普通の浮世絵では、わざわざ足を運んで見る理由が無くなったのです。

また、没入感の前提は、自分たちが住んでいる現実が嫌で向き合いたくないので、それを忘れることができるよ!というのが前提でサービスを作っています。そして、特に東京の中心地で暮らす人は、どこを見ても高いビルばかりで、満員の通勤電車など常に圧迫された日常生活を送っています。そこの本能を解放させるようなサービスの打ち出し方をしているのかなぁと感じました。

今後、AIがますます発展してもっと刺激的なサービスを提供することになるのかなぁと感じます。その強いジャンクフード的な刺激に慣れすぎてしまうと、日常生活がより面白く無いものに感じてしまう未来が到来してしまうかもしれません。


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