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2024年 リリースされた作品たちを振り返り

こんにちは。作曲家の櫻井智子です。
映画やドラマの音楽や、TVの音楽、映像コンテンツなどの音楽を作曲してます。

あっという間に、年の瀬です。
今年は、note記事、1本しか投稿してませんでした。この記事で2本目です。
あまりにも書かなさすぎななので、「たまに更新してます」という文章にプロフィールを変更しました。その前は、「人生エッセイ」とか書いてて、始めた時は
何をしようとしてたんだ、、、、と、恥ずかしくなりました(笑)

そんな感じで、今後も気が向いたら書いていこうかなと思っていますので、見かけたらどうぞよろしくお願い致します!

ということで早速、今年リリースしたリリースされた作品を振り返ります。

長編映画「あい惚れうぬ惚れかた惚れおか惚れ」

今年の6月に試写会を迎え、その後各所の劇場で公開されました。
こちらの映画の音楽制作のお話は、2年程前にお声がけいただき、取り組んだ作品です。

思春期に感じはじめる、人を「好き」になるという感情、その感情の模様が
それぞれの視点で描かれている作品で、爽やかな学園青春もののように見えるのですが

人を好きになる形は、決まった形がなく、人それぞれ
恋愛の形も、人それぞれ、自分らしくある事とはどういうことか、
多様性が重視される今だからこそ考えたい、伝えたい内容がテーマとして描かれた作品です。

音楽では、そんなテーマを感じつつも、思春期の心の不安定さや、繊細さを表すことができると良いなと思い、監督とサウンドデザインの方と、話し合いながら制作を進めていった作品です。

今後も、どこかで上映される機会があるかもしれませんので
気になった方は、ぜひチェックしてみください!

あらすじ
高校生の飯田椿(前田茉羽)は、 クラスメイトの野口千絵(仲野瑠花)に恋心を抱いている。 椿の幼馴染で、同じくクラスメイトの小野海荷(清水爽香)は、 文化祭実行委員を椿と千絵の二人に任せようとするが……。

スタッフ
監督・撮影・照明・編集:秋武裕介
脚本:皐月彩
録音:金森翔
サウンドデザイン:畑裕也
音楽:櫻井智子
プロデューサー:小島雅子 野澤正太
制作:株式会社 弁天プロ

映画のサウンドトラック

合わせて、映画のサウンドトラックを今年の12月にデジタルリリースしました。

予算に限りがありましたが、バイオリンとチェロをレコーディングしたいシーンがあり、バイオリンを松本一策さんに、チェロを山田真吾さんにお願いしました。

リリースに際し、マスタリングは山口 泰さん(monk beat studio)にお願いしています。

各種配信リンクはこちらから

ダイジェストはこちら

オリジナル シングル曲 全6曲

今年の前半は、オリジナル楽曲を毎月1曲リリースするという目標の元、
合計曲、デジタル配信リリースを行いました。

全楽曲、アンビエント深いインスト楽曲になっています。

全曲 
作曲・プログラミング   櫻井 智子
Mix & Mastering   山口 泰 (monk beat studio)

全6曲、各種配信リンク

お知らせ

来年、1月クールの地上波連続ドラマの劇中の音楽(劇伴)を担当しました。

読売テレビ ドラマDiVE枠 1月クール・新ドラマ「あらばしり
2025年1月9日(木)深夜0:59〜 放送開始

あらすじ
そこは、看板もなく必要としている⼈にしか⾒つけられない⽇本酒店。
祖⽗が遺した店を譲り受けることになった⻘年・伊藤 吟。
ある⽇突然、吟の前に「⼀歩⼰」「⾚武」「加茂錦」「篠峯」「村祐」「屋守」の⽇本酒が⼈間の姿で現れ、吟の⽣活は⼀変。
祖⽗の意志を継ぐ吟たちによる最⾼のおもてなしが始まるのだった。

主人公 吟と、擬人化した日本酒たちが繰り広げる、ドタバタな毎日を、観ている方に楽しんでもらえるように、楽しく、そしてかっこいい音楽を沢山書いています。

実は、連続ドラマの音楽を、一人で担当するというのは今回が初めてで
すごく嬉しい反面、台本に書かれた自分の名前を見て、責任の重さとプレッシャーに押し潰れさそうになっていました(笑)

台本の表紙デザイン、監督が作成されたそうなのですが、とても素敵で
台本を読みながら、表紙にもインスパイアされていました。



来年も、たくさんの音楽を届けられるように邁進していきます!
最後まで、読んで頂きありがとうございましたー!



さくらい ともこ



#今年の振り返り



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