「自由のリフレーミング」をトピックに様々な角度から対話を重ね、本日がプレを含めると3回目のゲストダイアログになりました。気になる方は、これまでのハイライトも以下のリンクから見れますので、気軽に覗いてもらえたらと思います。
第2回目となるゲストダイアログも「自由のリフレーミング」をトピックに様々な気づきが生まれたのでシェアできたらと思います。今回の研修に参加してくださった方が書いてくださいました!
このグラレコに本日の研修のハイライトがギュッと詰まっており、このままnoteを閉じようかなと思いましたが、今回参加した人の感じたことを中心にシェアをしていけたらと思います。
まずは、ゆるっと今期の研修の重要な概念でもある「アイデンティティ 」をテーマに「あなたが感じる土地へのアイデンティティ」を切り口に、この場に集まった一人一人のバックグラウンドがちょっと垣間見れる時間になりました。
▼ アイデンティティを感じる土地で出てきたキーワード
アイデンティティと紐づくキーワードとして、価値観や見方・考え方に影響を与えた場所、今との繋がりを感じる場所のような共通点があるように見えました。
ここでセントラルアイデアをシェアすることで、この3時間の研修の中でもフォーカスするポイントを共有し、深い気づきが生まれる予感がしました。
「その人/地域のアイデンティティを尊重することで、誰もが自由に生きていく最初のきっかけをつかむことができる。」このセントラルアイデアを見て、気になるキーワード、考えたこと、疑問に思ったことのシェアを行いました。
そしていよいよゲストダイアログに入っていきました。
ここからはゲストダイアログで印象的だった話をゲストの言葉と参加者の考えたことをセットでお伝えしていきます。
◎ 重力と無重力の話
ここでは、京都大学にある熊野寮とシモキタカレッジの例を出して自由をトピックに話をして頂きました。熊野寮は学生が主体で運営しており、ここは何かのルールがあるわけではないので、ここに住んでいる人は自分の好きな時間に起きて、寝て、好きなことをして過ごしているみたいでした。また寮費も高くはないので、金銭的に何か重みがかかっている環境ではないそうです。一方でシモキタカレッジは高い寮費を設け、さらにある程度の共通言語を共有することで同質性を担保しながら多様性を担保した環境になっています。ここには、高い寮費を払っていることもあり「何かしないといけない」という重みのようなものがかかっているからこそ、より深い気づきがコミュニティの中で生まれている感じの印象を受けました。
ここで、生まれたのは、自由といっても何もプレッシャーや制限のない無重力だからこその自由と、何かプレッシャーや共通言語がある重力があるからこその自由では、全く環境も異なってくるので、自分自身がどれ位の自由を実感するのが幸福なのかを探る重要性について考えました。
◎ 自由に生きるために必要なマインドセットのようなもの
この言葉の背景には、ワンピースの主人公であるルフィをロールモデルにありました。ルフィーは漫画の中で「自分の意思を何よりも優先する」ことと「自分が決めた道を正解にする」言動を一貫しており「自由には責任が伴う」ことをルフィーの生き方と繋げていました。
この1文から自然と正解のない哲学対話のように、ここに集まった一人一人が自分のこれまでの経験をもとに自由に言葉を焚べていく時間になりました。
◎ 2つの自由の教育の役割
これは、マズローの欲求5段解説とも繋がっているように感じました。「〜からの自由」というのは、自分の力ではどうしようもない、金銭や安全でない環境による不自由さは教育で解決するのは難しく、政治の役割として考え、その一方で自己実現などの「〜への自由」は教育の中で育むという考え方でした。
ゲストトークの後は、ここに集まった人で感じたことや考えたことを焚き火を焚べるように哲学対話を行いました。その中で出てきた問いも印象的だったので、シェアします。
「ここに集まっている人はどんな時に自由を感じるのか?」
ここに集まった1人1人が自分の経験を焚き火を焚べるように言葉にしてシェアをする時間になりました。
「自由とは目的なのか?手段なのか?」
▼ その他の参加者のリフレクション
ここまで読んで頂きありがとうございます。まだまだ、自由のリフレーミングは続いていきそうです!