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絵画の世界に没入!「フランス印象派」没入型展覧会に行ってきた

こんにちは!とみです。

先日、『デザイン・クリエイティブセンター神戸』で開催中の没入型展覧会・「モネ&フレンズ・アライブ」に行ってきました。

『KIITO(キイト)』の愛称で親しまれている会場は、神戸三宮の海側・神戸税関の東向かいにある旧神戸市立生糸検査所を改修した建物。

2008年にユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定された、「デザイン都市・神戸」の創造と交流の拠点施設です。

デザインやアートにまつわるイベントなどが定期的に開催され、カフェやレンタルスペース、ラウンジエリアなどがあります。

この日は祝日。老若男女、たくさんの来場客で混雑していました。

『睡蓮』連作であまりにも有名なクロード・モネをはじめ、ルノワールやドガ、ピサロ・・・。19~20世紀に活躍した「印象派」の仲間たちが集結します。

会場に入ってすぐ、そんなお仲間たちがお出迎え

昨年、生誕150年を迎えた「印象派」の歴史や、印象派画家たちの紹介文、名言などが書かれたパネルがずらりと展示されています。

作家ごとのプロフィールなども記載されており、「没入体験」の前にしっかりと事前学習することができました。

フォトスポットで写真撮影を楽しんだあとは、お待ちかねのイマーシブ(没入)エリアへ!

芸術世界 ✕ クラシック音楽、香り、最新イマーシブ技術が融合した「没入型展覧会」。

どこからともなく漂うフローラルな香りや、壮大なクラシック音楽のBGM。

そして、平面・立体の巨大スクリーンに映る印象派の名画の数々が目に飛び込んできます…!

作品をイメージした、大音量の音楽が会場を盛り上げます

揺れ動く水面や草木、歩く登場人物たち――。まるで絵画の世界に入り込んだかのような、不思議な感覚に包まれます。

床面もぬかりなく映像が。足元を見ればヨーロッパの石畳や睡蓮の池の上にいるような、まさに「没入」体験ができるエンターテイメントと芸術の融合が非常に面白かったです。

個人的に好きな作品。クロード・モネの『印象・日の出』

映像は約50分間。立ったり、歩いたり、座ったりしながら、五感を使って絵画の世界に浸る体験ができました。

会場内には絵画の雰囲気を味わえるフォトスポットも充実。思い出作りに最適ですね!

『睡蓮』の世界感が素敵な撮影スポット

展示を満喫したあとは、4階建てのKIITO館内を少しだけ散策。久しぶりにゆっくり内部を練り歩きました。

奥に見えるのが、検査機器を再利用したテーブルなどが並ぶ「KIITO CAFE」
休憩やリモートワークに便利な「クリエイティブラウンジ」

1927(昭和2)年、神戸港から輸出する生糸(絹糸)の検査所として建設された、旧神戸市立生糸検査所。

2階のギャラリーでは、実際に使用されていた機器、写真、映像などでその歴史や生糸の品質検査の方法が紹介されています。

検査所が建設されたのは、日本の生糸輸出がもっとも盛んだった時期。およそ3割を神戸から輸出していたのだとか。

こちらのギャラリーをはじめ、まだまだ気になるエリアがいっぱい!次はカフェを利用してみたいと思います。


歴史の面影が残る会場で、最新技術を取り入れた新感覚のアート鑑賞。オリジナルグッズやコラボカフェメニューもあり、家族や友人と(もちろん、お一人様でも!)楽しみたいステキなイベントでした。

展覧会の開催は、3月30日(日)まで。

アートが好きな方も、新しい体験が好きな方も、お出かけ先を探している方も。神戸にお立ち寄りの際は、ぜひ遊びに行ってみてください🖼️

■詳細情報
KIITO|デザイン・クリエイティブセンター神戸
◎住所:〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4
◎開館時間:9:00-21:00
◎休館日:月曜日 ( 祝日、振替休日の場合はその翌日 )、年末年始(12/29-1/3)
◎アクセス:阪急神戸三宮駅/JR三宮駅より徒歩約20分(※詳細はこちらから:https://kiito.jp/access/


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とみ|希望を届ける旅ライター
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