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京都紅葉2024。東福寺と東寺で楽しむ、秋の絶景

こんにちは!Webライターのとみです。

あっという間に師走ですね。

残暑の影響で平年より遅めですが、紅葉シーズン真っただ中の今。「今年も紅葉を愛でよう」と、先日、京都に行ってきました。

初めて訪れた東福寺では美しいモミジに歓喜し、東寺では思いがけず素敵な出会いがあり・・・。

今回は、そんな「紅葉のお出かけ記録」をシェアしたいと思います!



■地元の人たちが集う場所。心も体もあたたまるメニューに舌鼓

お昼前に京都駅に到着し、観光の前にまずはランチ。

未開の地である東福寺周辺のお店を探していたところ、京都駅と東福寺の間にあるお食事処を見つけました。

地元の人たちに長く愛される場所とあり、さっそく行ってみることに。

見渡すと、ほとんどが地元の人たちや常連さんばかり。大衆的な雰囲気の店内では、お店の方と常連さんが親し気に話していました。

うどんが食べたい気分だったので、一番人気の『なべ焼きうどん』を実食。

ショウガがたっぷり入っていて、とにかく温まる・・・。

細麺と具材の牛肉(牛すじかを選ぶ)が何だか新鮮。おだしがまろやかで、とても美味しかったです。

ご馳走さまでした!

【詳細情報】
糸ちゃん 美。
■住所:〒600-8203 京都府京都市下京区屋形町7-1
■定休日:月・火
■アクセス:京都駅/東福寺より徒歩10分(東福寺駅から487m)


■京都を代表する紅葉名所・東福寺へ。

お腹もいっぱいになったところで、目的地の東福寺に向かいました。


臨済宗東福寺派の本山である東福寺の創建は、1236年。780年以上の歴史があるお寺です。

京都駅からのアクセスも良く、立派な建物やお庭の広大さに加えて、通天橋つうてんきょうから眺める新緑と紅葉の美しさはとくに有名です。

敷地に入るやいなや、さっそく立派なモミジがお出迎え。拝観受付を済ませると、目に飛び込んでくるのは色とりどりの紅葉した木々。

「久しぶりにこんなキレイな紅葉が観られた!」と早くも感動してしまいました。

丁寧にお手入れされた、敷地内のモミジやカエデ。

この日は天候も良く観光客で大賑わいでしたが、広々とした境内でゆっくりと紅葉を鑑賞することができました。

人気フォトスポット『通天橋』からの眺め
美しいグラデーション

渓谷・洗玉潤せんぎょくかんの紅葉は本当にお見事。「来て良かった」としみじみ思いました。


続いて、八相はっそうの庭」へ。

作庭家の重森三玲しげもり みれいが1939年に手掛けた、現代アートのような庭園が眼前に広がります。

「南庭」
美しい枯山水庭園

鎌倉時代の風格を残しつつも、現代的なアプローチで再現された日本庭園。

禅宗庭園としても高く評価され、2014年には "国指定名勝" に登録されたそうです。

「北庭」
市松模様の敷石が印象的

東福寺は今の季節だけではなく、新緑の美しい青もみじも有名なスポットです。

歴史的建造物としても、まだまだ見どころがいっぱい。また足を運びたくなる、とても素敵なお寺でした!

【詳細情報】
臨済宗東福寺派大本山「東福寺」
■住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778
■拝観時間(通常拝観):4~10月末|9:00~16:30(最終受付 16:00)、11~12月第1日曜|8:30~16:30(最終受付 16:00)、12月第1日曜~3月末|9:00~16:00(最終受付 15:30)
■アクセス:JR奈良線「東福寺駅」/バス停「東福寺」より徒歩約10分


■思いがけない出会いに心躍った、東寺エリア。

最後は、人生2回目の東寺へ。


――でもその前に、歩き疲れていたので甘味処で休憩を。

京都に来ると、冬でも冷たい抹茶スイーツを選んでしまいます。こちらのお店では、エスプーマが乗ったかき氷も人気なのだそうですよ。

ふわふわの抹茶エスプーマが贅沢なパフェ。美味しかったです!

【詳細情報】
清水一芳園カフェ 京都本店
■住所:〒605-0963 京都府京都市東山区塩小路通大和大路東入三丁目本瓦町665
■定休日:月曜日
■アクセス:JR・京阪東福寺駅より徒歩14分/JR京都駅より市バス206・208系統にて乗車10分/市バス博物館・三十三間堂前より徒歩4分


東寺と言えば、五重塔

今回は、「紅葉×五重塔」を一目観たくて足を運びました。

少し日が暮れていた頃ですが、やっぱり素敵なコラボレーション!

池を囲うように紅葉したモミジが重なっていて、たいへん風情がありました。

さすがは国宝。間近で観る五重塔は、迫力満点です。

同じく国宝の『金堂』や『講堂』内部も見ごたえたっぷりでした!

ちなみに、今年の紅葉ライトアップは12/8(日)までだそう。

紅葉とともに、夜にはさらに美しい姿を見せてくれることでしょう。

【詳細情報】
真言宗総本山「東寺」(教王護国寺きょうおうごこくじ
■住所:〒601-8473 京都府京都市南区九条町1
■拝観時間:《金堂・講堂》8:00〜17:00(16:30 受付終了)、《宝物館(会期中のみ)》9:00〜17:00(16:30 受付終了)
■アクセス:JR京都駅・八条口より徒歩15分/近鉄東寺駅より徒歩10分


最後は、東寺の北側に位置する観智院かんちいんへ。

道中で出会った、アオサギとカモ


私がこちらでとくに感動したのは、剣術家・宮本武蔵が描いた「鷲の図」「竹林の図」の襖絵でした。

宮本武蔵と言えば、巌流島がんりゅうじまでの佐々木小次郎との決闘が有名ですが、芸術家としても多くの作品を残しています。

一乗寺下り松いちじょうじさが まつの決闘で吉岡一門(剣術家集団)を破ったのち、多くの剣客から命を狙われていたことから、こちらでかくまってもらっていた背景があるそうです。

キレイにお手入れされたお庭
お庭のみ撮影OK

経年劣化はあれど、力強い筆づかいで描かれた水墨画。思わぬ出会いに、とても感動しました!

国宝の『客殿』から観る枯山水の庭園も素敵。

ここは観光客も比較的少なく、とても静か。穏やかでゆったりとした時間を過ごすことができました。

【詳細情報】
真言宗総本山 東寺 別格本山「観智院
■住所:〒601-8473 京都府京都市南区九条町1
■拝観時間:9:00〜17:00(受付終了16:30)
■アクセス:東寺から徒歩1分程


いかがでしたか?

京都は紅葉の名所だらけ。

今回訪れたエリアは駅からのアクセスも良いので、半日でもしっかりと秋の京都を堪能することができました。

東福寺・東寺エリアの季節感と魅力が、皆さんに少しでも伝わっていたら嬉しいです🍁


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とみ|希望を届ける旅ライター
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