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問題集の回し方

皆さんこんにちは。
今日は三連休の中日ですが、あいにくの雨模様で外からは雨音が聴こえてきます。
こんなときは絶好のシャロ勉日和です(笑)
ちょっと休憩ついでに、自分の普段の肢別問題集、所謂一問一答の問題集ですが、それをどうやって解いて回しているかを書いてみたいと思います

自分のサイト及びYouTubeでさらに詳しく説明しています!
ぜひご覧になってください!

野崎明穂先生方式(毎日全教科方式)

以前他の資格試験で問題集を回していた時は科目の順番通りに解いていました。
つまり1ページ目からずっと続けて最後まで解いていくようなやり方です。
しかしこのやり方だと、例えば数日後には当初の科目の内容をすっかり忘れてしまうという欠点があります。
そこで、あるとき行政書士の野崎明穂先生のyoutubeの動画で、行書の肢別問題集の解き方に言及されているものがありました。
行書を受験される方々がよく用いられる肢別問題集ですが、野崎先生によると、憲法、民法、行政法等、必ず毎日全ての科目を解く、というやり方です。
つまり1週間で1冊1周解くなら、各々の教科を7分割し、どの教科もその1日分を解いていく、というやり方です。

社労士試験の場合

社労士の試験ならば肢別問題集としてはTACのツボがありますが、教科は皆様ご存じの通り、
労基・安衛・労災・雇用・徴収・労一
健保・国年・厚年・社一

と、簡単に分けると10科目となります。
科目が多すぎるので、これを毎日細々とやっていてもそう逆に頭の中がごちゃつくはず。
そこで、僕の場合は
1日に労働2科目、社保2科目
というやり方にしました。
月曜 労基・安衛・健保・国年
火曜 労災・雇用・厚年・社一
水曜 徴収・労一・健保・国年
木曜 労基・安衛・厚年・社一
金曜 労災・雇用・健保・国年
土曜 徴収・労一・厚年・社一

これで土曜までの6日で1回転できるように振り分けをします。
労働は2回で1回転なので例えば労基は180問ありますが月曜木曜で90問ずつ、安衛は40問、労災90問、雇用90問、徴収90問、労一50問。
健保は3回で1回転なので例えば健保は200問ありますが67問くらいずつ。
国年・厚年も同じくらいで、社一は33問程度。
一日あたりでは労基安衛健保国年の組み合わせなら265問くらい。
労災・雇用・厚年・社一の組み合わせなら280問。
これは、肢別なら1日分として決して多い数ではないと思います。
もともと社労士合格目指すのならこれくらいの問題数は当然解かないといけないと思います。
日曜日に関しては、その他の作業用です。
何かしらスクラップしてまとめる作業とか、まとめや雑用に用います。

※1日にそんなに解けない、という声を頂いたことがあります。
僕は、解きました。そして、合格しました。
合格率5%台の試験なのですから身を削ってでも必ず合格してやるという気概を持って僕は臨みましたので、「できない」というご意見を頂いても僕には何のフォローもできません。
僕は自分に負けないように、それだけのことをやったのです。
いじわるで言っているわけではありませんので、ご了承ください・・・

進めるごとに要点を絞る

何度も解いていくと、これは絶対に間違えないという問題が出てきます。
そういった肢別問題は、最初から横線等で消しておいて、これは解かなくても良いという形ににしておきます。
進める程これが増えていくので、実際に解く問題は徐々に減っていきます。
僕はPDF版で、iPad Pro上でGoodNotes5を用いて解いていたので、要らない問題についてはスクショ後余白部分をコピーして、その問題の部分を消していました。
故に、1日に用いる時間はちょっぴりずつ減っていきます。
その分を別のことに回したりしていきます。

問題集は要点の抜粋

肢別問題はテキスト内容の抜粋です。
ある要点について3つの規定があるとして、そのうちの1つのものしか出題されていない、ということもあります。
また関連した内容が出題されていないこともあります。
そういった場合は、書籍なら付箋等で書き込んだり、また僕のようにGoodNotes5でやっている場合は他からコピーしてきてそのページの余白に貼るか、新規ページを次に作成して貼ったりして、その問題に必要な要点を必ずチェックするようにしていました。
これをやらないと肢別をひたすら解いても効果は半減、いや場合によっては部分的には効果なし、となりかねません。

自分まとめの内容を切り貼りして、必要な箇所へ貼りつけています

過去問ランド

https://sharousi-kakomon.com/
受験生の方々もご存じでしょうが、過去問ランドという神様のようなHPも存在します。
僕は数年お世話になっていて、令和4年度のために一度リセットし(付箋機能は残ります)、そこから再度解きなおし、付箋を付けなおしました。
付箋は、解けなかったもの、必ず数回は解いて定着させよう、という問題に付けておきます。
2回目からはこの付箋問題のみ解いていきます。
過去問ランドは平成16年あたりからの全ての問題が載っていますので、肢別でも同じ論点の問題が複数あるパターンも多く、こういったものも除外していきます。
最終的には付箋を貼ったのが1科目で250問とか、ツボと同じレベルになってきます。
自分は気合を入れているときはツボと過去問ランドを並行して1日規定数解いていました。
流しでも全然構いませんし、とにかく解説まで必ず読んで、刷り込み方式でやっていきます。

まとめ

おそらツボはもう何度も回したと思います。
ツイッター上ではそれ以上を余裕で回しまくっている猛者の方もおられ、ほんと世の中にはすごい方々がおられるといつも自分への戒めになります。
1週で1回転は時間的に難しいという場合は2週で1回転でもいいと思います。
それでも月に2回転ですから、本来なら半年続ければ10回転以上は理論上回せるわけですし。
僕も一応フルタイムの仕事をしながらの資格試験勉強ですし、各々の状況に応じて、且つ、各々に最適な最大限のパフォーマンスを出せる方策を定着させるのがいいと思います。
社労士の内容も、感覚で覚えるもの、丸覚えで脳に染み付いているもの、理論で覚えるもの等に分かれるでしょう。
肢別を回すのは、感覚と丸覚えで脳に染み付け、またたまに出てくるムムムな問題の理論をちょっぴり理解する、という目的だと自分では思っています。
ちなみに、今解いている賃貸不動産経営管理士の肢別問題集も同じやり方で毎日解いてます。

以上、自分なりの肢別問題集の回し方でした。

*このnoteの記事は、これを読んだ方に問題集の解き方を強制するものではなく、僕のやり方が最適だと訴えるものでもなく、このやり方をすれば合格間違いなし!とか息巻いているわけでもなく、また、これを読んだ方のやり方が仮に僕と違うやり方だとしても僕がその方のやり方を否定して批判しているわけでもありませんので、誤解なきようにお願いいたします。
あくまでも僕のやり方であり、あくまでも「参考」でしかありません。

tomo 拝

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