見出し画像

合格までの道筋について

MAREさんよりご依頼がありましたので、これまでの経過を記したいと思います。
細々としたところは今一つ覚えてないので概略になりますが、ご容赦ください。
内容はご要望の通りの順で記載しています。

令和元年
宅建試験も初学独学で合格できたので社労士も独学で行ってみよう、ということで、初年度は完全独学でユーキャンの速習レッスンテキストと、社労士V&月刊社労士受験のコンビ。
ユーキャンを一通り読破しつつ、毎月社労士Vと月間社労士受験で復習する、という形。
問題集はLEC出る順を各教科購入し、学ぶ順番で一通り解きました。
加えて当時は社労士Vがiアプリで問題集を出していたのでそれを解きまくってました。
この年は模試すら一度も受けずの状態で初受験でしたが、終わった後にこりゃダメだと。
当然合格発表もハガキだけが来て暫く開けずの状態だったのですが、1週間後くらいにふとやっぱり見てみようと開けて確認したら、労一が1点足りずに他は全て基準点越えでした。
えるぼしを知っていたら合格だった、という状況で意外と惜しかったので残念でした。

令和2年
ちゃんとやったら受かるかもと思って翌年から本腰入れました。
講座を探したらStudyingが安価で一応こちらを購入。
早苗先生の動画も全て通しました。
ほぼ動画メインで、こちらはウェブテキストや問題集は手を付けず(自分に合いませんでした(汗))、この年もメインテキストはユーキャン、サブは社労士V&月刊社労士受験のコンビと、問題集は引き続きLEC出る順。
コロナの影響があり、受験断念
悔しく思っていてふと覗いたツイッターで資格試験垢の方々が多数おられることを知り、そのときからツイッターを始めました。
また自身の知識定着のために各要点のbotの入力に取り掛かりました。

令和3年
大原のHPの写真とyoutubeで見た「金沢先生」という方が同一人物かどうか一抹の不安を覚えるという例の案件を経て、社労士24を導入。
動画は3回は通したと思います。
雇用保険の「線路急行」、とか、金沢先生の語りはそれなりに大まかに今でも覚えています。
メインテキストはこの年もユーキャン、サブで社労士V&月刊社労士受験。
社労士24のテキストは動画の焼き増しなのでこちらは開いたこともなかったかと思います。
問題集については「過去問ランド」の存在を知ったので、LEC出る順からこちらをメインに、加えて大原のトレ問、あとは肢別としてTACの合格のツボを導入。
今週はあれとこれ、みたいな感じで労働と社保で週替わりでやっていたと思います。
この年さらに夏の感染者数が増え、再度受験を断念

令和4年
ある程度の知識の定着は実感できていたので再度独学方針へ。
(社労士24で金沢先生が仰っていたことは概ね盗めたはずという考えです)
用いたものは別途記した通り。
受験に関してはもう前年度までの方針では何年も受験できないことになるので、対策を完全にした上での福岡入りを決意し、無事試験に臨むことができました。

テキスト→演習などの勉強方法や回転数

テキストについては初学の最初に全部通したのですが、これは他の試験でもそうですが、自分自身が「自分まとめ」を作るのが好きで、全てワードで「自分まとめ」を作っています。
これは大抵の資格試験指南サイトで「時間の無駄なので絶対にやめとけ」と言われているものです(笑)
が、宅建のときもそうでしたが自分は一貫していて、必ず作ります
というのも自分が作ったものが自分に一番合っていて視覚的に記憶しやすいからです。
問題集を解いたり、月刊誌を読んだりで新しい知見や改正内容等があった際に、その自分まとめに付け加えていきます。

テキストまたはノートの書き込みかた

上記の通りでワード上で付記していきます。
これは試験の2カ月前くらいまで続けて、最終的にプリントアウトしてテフレーヌ2冊(労働・社保)に挟んで持ち運び用にします。
最終的にはこの2冊と、統計白書の1冊、計3冊を持ち運び。
記載内容は必要最低限ですが、目にした要点で知らなかったものなどを付記しています。
以下は労災の給付基礎日額の例です。

問題の解き方

先のnoteに記した通りです。

復習のやりかたや頻度

問題集を1週で1周というペースでやるので毎週復習するような感じです。
月刊誌が発売されるときや、単科講座が始まるときの週はそれに当てます。
あと選択式を解く際はその週は択一(肢別)ど同様に曜日ごとに労働社保で4教科ずつ解いていきます。
社労士試験は暗記勝負8割、理解2割。
ですが選択式でも暗記ではなく理解で解かないといけないときもあるので、時間と労力の割合は違っても重要性はイーブンです。

おまけ

試験を受ける上で一貫している自分のスタンスがあります。
それは、「満点を目指す」というものです。
アホか、という感じですが、これは子供の頃から本気でやっています。
これには理由が3つあります。
一つ目は、「知識ドーナツ化」という概念をよく目にしていたのですが、僕はその理論は本気で無視し、「知識アンパン化」を目指しています。
そもそも社労士試験でもこれまでの選択式ですら、ドーナツの中心の空白化を恐れる以前に、ドーナツの輪の方を知っていないと太刀打ちできないものがいくらでもあったのですから、ドーナツ化とか言って何となく省力化して自分を甘やかすような口実を作るのはやめて、アンパン化を目指すべきだと自分を鼓舞していました。
その点では「多数派を選ぶ」という理論も自分は気にしないようにし、他の問題でポカすることもあるのだからその担保として全ての問題で「正解派」に入るべきだと念頭に置いていました。
二つ目は、上記と似たような感じですが、本番である程度のポカやっても大丈夫であるように安全域を設定するためです。
宅建試験等の総点数方式だと効果抜群で、自分は50点満点の宅建試験で47点で合格しましたが、まさにそのときはその3点が「ポカ」でした(うち1問は民法の隅っこからの例年の問題でこれだけは仕方ないのですが)。
三つ目は、自分自身の昔からの考え方ですが、自分も別職種の方に何かを依頼する時にはそれなりの知識や技量を求めて選ぶのだから、自分自身も他人から選んでもらうのであればもそれなりのレベルにあるべきだろうというものです。
常に自分と勝負して高みを目指したいですし、「資格は試験に合格した後が勝負だ」という言葉もよく耳にしますが、これは間違いではないでしょうが、他人がそう声をかけてくれるならまだしも受験生が自ら言うのはいかがなものかと。
僕は合格前の受験勉強中に自分を甘やかしてしまいそうなそんな言葉は余り好みません。
「先々の不確定要素」よりも「目の前の試験を乗り切るという確定要素」の方がその時は最優先なのですから。
その時その時を大事にするなら余計なことを考えずに今に集中するべき、という考えです。

と、大体こんな感じになります。
長くなってしまいましたが、お役に立てれば幸いです。
役に立たん、という場合は、スッキリ忘れて下さい(笑)

*このnoteの記事は、これを読んだ方に僕のやり方を強制するものではなく、僕の考え方が唯一無二で、僕のやり方が最適だと訴えるものでもなく、このやり方をすれば合格間違いなし!とか息巻いているわけでもなく、また、これを読んだ方のやり方が仮に僕と違うやり方だとしても僕がその方のやり方を否定して批判しているわけでもありませんので、誤解なきようにお願いいたします。
あくまでも僕のやり方であり、あくまでも「参考」でしかありません。

tomo拝

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?