地縛少年花子くん
古典文学じゃなくて、漫画の紹介です。
紹介というか、気持ちの爆発をつづっただけになるかもしれません。すみません。
🟠作品の雰囲気
学校の七不思議✕少女漫画✕和風ダークファンタジーという夢のオードブル作品です。
🟠少女漫画かあ…
少女漫画特有の読んでて恥ずかしくなるシーンも、突き落とされるようなホラー要素と共に話に織り込まれています。
作者さんの緊張と緩和の使い方が絶妙なので、日本特有の「間」を使ったゾッとするホラー好きにはたまらないと思います。
🟠ヒロイン、ヒーローどんな感じ?
主人公のネネちゃんは、のび太くん。タイトルにある花子くんが闇のあるドラえもんみたいな感じ、と私は勝手に思ってます。
🟠要は何を言いたいのか?
私の感想ですが、
この物語を通して作者は、死とは自然なもので、特別なのは生の方であるというイメージがしました。
エピソードには必ず何かしらの死が描かれています。でもそれは大切な人がいる誰にとっても訪れるイベントです。
皮肉なことに、流れる過去はとても瑞々しく、手の届かない宝石のように描写されています。その表現にしびれます!
🟠ちょっと読んでみたいかも…
暗い話が苦手、グロいのが苦手というひとも絵柄が可愛いので是非この世界観に浸ってほしいです!是非!!!
そして、漫画のコマ割を装飾的にしているので、小物が好きな人も楽しめます!
🟠何巻まで出てるんや?
今最新の14巻まで発売しているので、良かったら追ってみてください!完結はしてません!
14巻を読んでいて私は、ほんとに、「うえーーーー?!!」って声が出ました。
たとえ話とか、落語とか、怪談とか、日本のしきたりが性癖の人はヨダレが出ます。
ぜひ一読してください!!