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旅行は確認??

有名観光地に行くのは「スマホの画面に映るもの、ガイドブックの写真を目で確認することにすぎない」と思うことがある。

「あ、こんな感じか」

同じように、写真を撮って終わり。
しかも、その日が写真と同じような天気である可能性も低い
最近の人は、効率主義だから、天気が悪いだけで怒ったりするらしい。

雨の日だったなぁ、ってそれも旅の思い出だと思うけれど。
毎日が晴れの日ではない、「雨の日はこんな感じなんだなぁ」「曇るとこうなんだぁなぁ」といろいろ感じればいいのではないだろうか。もちろん晴れの日がいいけれど、毎日晴れの日だときっと飽きてしまう。
天気はいろいろ変わるから「晴れがいい」と思えるのだろう。


せわしないなと思うこともある。一瞬、風景を見て終わりとか。

せっかく来たんだから、周りに何があるとか、こういう街だとか、いろいろ観光してみる、もはや観光ではないな、歩き回ってみるとかしてみたらどうだろうか?

街を歩くとそこにも住んでいる人がいる、観光地の近くが案外住宅街だったということはよく起きる、京都の嵐山だって、渡月橋や竹林、天龍寺と見どころはたくさんあるけれど、一歩角を曲がれば住宅地だ。
夜になるとシーンとしてしまっている。もともとはこういう街なんだなと理解できる。

旅行は「お邪魔すること」と捉えることもできる、そこに住んでいる人にとっては住んでいる街であり、旅行先ではない。
「ここにはどんな生活があるのだろう?」と感じることも旅行ではないだろうか。

スーパーに行ってみたり、住んでみたらどんな生活になるんだろう?とか想像してみたり。それらは有名観光地を写真で収めてバス移動していたらわからないものである。

ぜひ旅行に行く際は、「その場所でしか味わえないこと」を持ち帰ってみよう。

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