「急いでいるという功罪」
接客しているとよく言われます。
「急いでいる」「早いの」
本当に人は「そんなに急ぐ必要があるのだろうか」と思ってしまいます。
そしてそんな人はおまけに「忙しいアピール」をしてきます。
(大抵がスマホの操作)
接客後に走っていく、といったことも見受けられます。
(たいていそんなに早くない、上に飛んでいるだけの人が多い)
なんだか、みんな大変そうです。
そういう人が本当に多いように感じます。そういう人を見ると、
いつも星の王子さまのこの一節を思い出します。
人間たちは急行列車に乗り込むけれど、自分たちが何を探しているのか分かっていない。
やたら動き回るだけで、自分たちが堂々巡りをしていることに気付かないんだ。
「急いでいる」という人たちは、なんだか見ていて幸せそうではありません。自分の意志ではなく、誰か見えないものに操られているようです。いわば「生かされている」という状態でしょうか。
みんな時間は平等なんだし。なんだか世間から「ゆとり」がなくなっているように感じます。
反面教師としてボクは普段から「急いでいる」や「忙しい」という言葉は使わないように心がけています。だって、そんな急ぐことなんて人生にないんだもん。
ゆとりのある人生のほうが、なんだか、落ち着いていて良さそうです。
あなたも「急いでいる」や「早く」「忙しい」といった言葉は使わないようにしてみませんか?
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