【コロナ禍パリ旅行】帰路〜アパートからドバイ経由で関空まで〜
11/4(木)
いよいよ帰る日が来た。あっという間で、やっぱり2週間じゃ足りなかったなぁ…足首が痛くなったせいで行動範囲と時間が余計減ってしまったし。
7時に起きて、これから24時間くらい移動し続けるので夜も入ったけど朝風呂に入った。日本のニュースなどを見ながら朝ごはんを食べて、荷造りの仕上げ。足りなくなってこっちで買った洗剤、柔軟剤、除菌スプレーも持って帰りたかったけど、さすがに全部は入らず柔軟剤だけ蓋をセロテープで留めてビニール袋に包んでスーツケースに入れた。
一番心配なお皿2枚は、洗濯済みの衣類で包んでからビオコープのダサいエコバッグに入れて、さらにモルガンのコートで包んだ。マグカップもトートバッグで包んで、木村多江(に似た店員さん)にもらったりんごジュースの瓶はトレーナーで包んだ。
オーガニックのバターが半分くらい残ってて、こんなに美味しい物を捨てるのは忍びないので持ち帰る方法を検索すると、「冷凍食品と一緒に梱包するだけで大丈夫です」という天才的なコメントを書いてる方がいらしたので、予め買っておいたピカールのグラタンと共にジップロックに入れた。
9時頃から急に水道の水が出なくなった。断水のお知らせなんてどこにも貼ってなかったけどな…最後の1回、トイレが流せなかった😓
忘れ物や部屋の現状回復の確認を何度もして10時にアパートを出る。最後に履いてたスリッパをゴミ袋に入れて、地下のゴミ捨て場に捨ててきた。その時はエレベーターに断水のお知らせが貼ってあった。昨日の夜19時に帰ってきた時には貼ってなかったのに…掲示が遅すぎ😵
一番安い配車アプリのHeetchで車を呼ぶと、挨拶もせず一言も話さない男性ドライバーだったけど、重いスーツケースはトランクに出し入れしてくれた。着いた時と同じリュクサンブール駅のエレベーターのある所で下ろしてもらって、地下に降りる。改札を通ってからホームまでさらに下に降りるのは階段しかなく、どうにかデカいスーツケースを一段ずつ下ろしていたら、一緒にエレベーターで降りてきたおじさんが、自分も小さいキャリーバッグを持ってるにも関わらず手伝ってくれた🥺
空港行きの快速に乗って、スムーズに空港に到着。エミレーツのカウンターは出発ターミナルの一番奥…スーツケースを歩行器として利用しながらゆっくり歩く。
関空と違って混んでる。20分くらい並んで荷物を預けた。23kgで結構ギリギリだったけど、重量オーバーしなくて良かった。エミレーツは真面目なので、ここで日本に入国するための陰性証明書を抜かりなくチェックされる。あと日本到着時にスキャンされる健康状態に関する質問票のQRコードも見せるように言われた。到着日に入力するように書いてあったのでまだ入力してないけど、今やるべき?と訊くとYesと言われたので、カウンターで急いで入力してQRコードを見せた。
それからまた長い道のりを歩いて、手荷物チェックと一言も話さずパスポートにスタンプを押されただけの出国手続きを済ませて出発ゲートまでまた延々と歩く。もはやスーツケースがあった方が歩きやすいほど足首は痛い。
ゲート近くの免税店を見ていたら、友人に頼まれたけど市内の店舗で買うと全然安くなくて諦めたディプティックの香水があったので、LINEで連絡を取って買うことに。あと自宅用にトリュフ塩も買ってみた。
ドバイ行きの機内は空いてて、今回は真ん中の4席を独占できた。まだ14:30で眠くないので映画を観る。月が変わったから映画のラインナップも少し変わって、行きにはなかったM・ナイト・シャマランのオールドがあった!
あまり評判が良くなかったようだけど、20年来のシャマランファンの私には充分面白かった。
1時間くらい横になったけど眠れず、
続いてドント・ブリーズ2も観た。1で悪役?だった盲目のおじいちゃんがヒーローのようになってたけど面白かった。
食事メニューに書いてあった2回目の食事がなぜか配膳されず、お腹が空いた状態でドバイ空港に到着。乗り継ぎ時間は3時間弱あるけど次の飛行機でも食事が出るので、アサイーのスムージーを買って間食にした。買った後に値段を日本円に換算したら1,000円以上だった😓
出発ゲートからバスで飛行機のある所まで移動するパターンで、どれだけ走ってもバスは止まらず、空港の外に出たんじゃないかと思うほど遠くに大阪行きの飛行機はあった。さすが日本が鎖国状態の水際対策をしてるおかげで大阪行きは史上最高に空いてて、バス1台にフライトの乗客が全員乗れていた。つまり30人くらいしかいなかった。航空会社も空港も絶対赤字やろうな…
こんなにガラガラで赤字の件は申し訳ないけど、乗客としては非常に快適だった。行きは食事が出てくるのがすごく遅かったからどうせ今回もそうだろうと思って、フランス時間で23時くらいで眠かったので、離陸してシートベルト着用サインが消えたらすぐ横になってアイマスクと耳栓をして寝る体制を整えたけど、微妙にお腹が空いて寝つけない。
日本人CAさんの「But I don’t wanna wake her up」という声が聞こえたので起きてアイマスクを外すと、意外と早く食事の配膳が来た。CAさんにチキンをお願いして、食べ終わってから眠った。
何回か起きて水分補給とトイレに行ったけど合計5時間くらいは寝て、最終的に起きた時には残りの飛行時間は2時間くらいで、もはや映画を観る時間はなかった。税関の書類を書いたり、ケイト・ウィンスレットがエミー主演女優賞を受賞したHBOのテレビドラマMare of Easttown(U-NEXTで全話観たけど、ケイトの演技は何度見ても素晴らしい)を観たりしてるうちに関空到着。エミレーツ航空は本当に素晴らしかった。