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歩いて行ける距離ではたらきたい④
④まで続いてしまいました。。。
今日は、専業主婦になってみて感じたことと、現在どう過ごしているか、について書きたいと思います。
現在、息子たちは小学6年生と4年生。娘が4歳(年少)です。
娘は、昨年から保育園に入園しています。
現在、私は個人事業主として、キャリアコンサルタントとしての相談業務や、WEBサイト制作、イベントの企画等に関わっています。
気になる収入に関しては、正社員で稼いでいた頃とは程遠い、というのが現状です。それでも、一歩一歩、こども達との生活を優先にお仕事を頂けているのは本当にありがたいし、今の生活は気に入っています。
焦った娘1歳の頃
実は、娘が1歳くらいになった頃、焦ったんです。
これまで、上の2人は育児休暇をもらっていたので、給付金がありました。嬉々として専業主婦になったものの、自分の貯金が減っていく現状、、、
(主人は、家のことやってくれるなら、全然専業主婦でもいいよ!と言ってくれるタイプでしたが、精神的な理解があっても、いきなり主人の給与が私が働いていた分増えるわけでもなく)
そして、何より私自身が、自分で使えるお金が少なくなることにストレスを感じはじめ、、、
いずれは、キャリアコンサルタントとしてフルタイムの仕事に戻るつもりでいましたが、娘が小さいうちはパートでもいいか、、、と面接を受け、
週3くらいの研修会社の事務の内定をもらいました。
つきつけられる、時給1000円
実は、面接を受けるまでは、働こうという気持ちも強く、面接に臨んだ気持ちも正直にそこで働きたいと思っていました。
しかし、面接時に言われた採否の連絡は3日以内くらいに、、、と言われたものの、1週間程待っても連絡がなく、あぁ落ちたんだなと思っていました。
ところが、1週間経ってから内定の連絡を頂き、本部との調整で時間がかかっていた、とのことでしたが、その時点で落ちたと思っていた私は、既に気持ちも切り替えており、せっかくの娘と一緒にいられる時間を、また自ら減らそうとしている、やはり今はもう少し一緒にいろってことかな、と思うようになっていました。
電話口で、”一緒に働けるのを楽しみにしていました””娘さんが大きくなっていずれまた元の職場ないし、フルタイムで働くまでの間だけでもいいと思ったんですけど、、”と、1番言ってほしかった言葉を言われゆらいだのも事実。
しかし、最低賃金からスタートする現実を直視したときに、プツっと何か音がしたように、はっとさせられました。
乳幼児期の我が子と、ゆっくり一緒に過ごしたくて選択したこの時間。なぜまたみすみす手放そうとしていたのか。
そして、出産後に一度給与が下がる経験は、以前もやったのに、そこからまた這い上がって正社員になった、また繰り返すのか、、、子育てと仕事の両立で、自分の技術や経験は爆上がりしたはずなのに。6年ぶりの出産でまた同じことを繰り返すのか??
漠然と、”起業”を考えだす
その後、本当に漠然と、最低賃金からスタートしてパートをするのではなく、今持っている技術で、娘と過ごしながら出来る事はないだろうか、と考えるようになり、ちょうど市の関連施設で開催している女性向けの起業セミナーが乳幼児がいても通いやすい時間帯だったので申し込んだのでした。
そこから、やはり、これまでの世界とは違う出会いが広がり、本当に、少しずつ、少しずつ、今自分に出来ることをやりながら、形にしている最中、というのが現状です。
また、私が得意としているのが対面業務であり、セミナーの開催やリアルな場が多く、いざ、娘を本格的に保育園に預けよう!入園が決まった!と思った2歳児入園の際にコロナ禍で出鼻をくじかれた感覚もあったものの、そこがあったからこそ、市の助成金でのセミナー開催だったり、マチノワジョブの活動に繋がっていったことも事実です。
今思うと、娘ともっといたい、はまだまだ大きくて、正直、コロナのおかげでいられる時間が長くなった感覚があります(笑)
やはり、世の中の状況がどうあれ、自分の状況は自分で選んでいるようです。
これから
最後に、これからのこと。
現在小学生チームのおかえりを言える日も多く、また旦那さんも完全に在宅勤務となり、下校の心配をすることがなくなりました。
保育園への送迎も、基本は私ですが、仕事の都合で旦那さんに変わってもらうこともあります(ここは、触れてませんでしたがフルタイムで働いている際は、毎日朝はお父さんと、帰りが私、という担当でした)
タイトルは、”歩いて行ける距離ではたらきたい”ですが、これは震災の際に心底思ったことであり、今後も、”何かあった時にすぐに迎えに行ける距離”という想いが強いのですが、旦那さんが自宅にいてくれることで、より安心感が強まり、気持ちが楽になっているのも事実です。
こども達をすぐに迎えにいける距離ではたらくことはもちろん、色んなはたらき方の可能性が広まっている今、私自身もこれまでのはたらき方にとらわれずに、色んなチャレンジをしていきたいと思っています。
会社員を経験していると、現状の労力と賃金が見合っていない、、と卑下したくなることもなくはないのですが、それでも、”やりたい”や、”自分で選んでいる”という確固たる内側から湧き上がってくるものを大切に、過ごしています。
思いのほか長くなってしまいましたが、状況は刻一刻と変化するもの。
私自身もこれからどうなっていくのか、どう感じていくのか、は変わっていくと思いますが、胸を張って、やっぱりね!!じゃないですが、今の状況を全力で楽しみながら、家族と笑いあえる毎日をこれからも過ごしていきたいと思います。
長々と、読んで頂きありがとうございました。