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3話 建築デザイナー

建築デザイナーがいるらしいとの会話から3日後、僕も気になっていたので店を訪れてみることにしました。

その店の名は「3164」

夫婦で営んでいる店は、半分が建築事務所、半分が美容室という形態で営業しているようです。

よく意外と言われるのですが、僕は人見知りです。店には到着したものの、入るタイミングが難しく、

車で店の周辺を3周周りました。

意を決して店内に入り、自己紹介。店に来た経緯を話しました。すると、

「ネギ農家の人、2日前に来たよ。」

とのこと。なんとY君、飲み会の翌日には訪ねてました。

なんという行動力。即行動する人はこんなにもスピード感が違うのかと感心しました。

建築デザイナーの名はDさん。
日本とポーランドのハーフで、出身は隣の呉市の方でした。

大阪に住んでいましたが、呉市に帰らず安芸津町へ。彼も移住者ということで、それ以来何かあれば、僕が地元とのつなぎ役をしたりしてました。

また、彼の店でお酒を飲みながら語ることもあり、今後の安芸津町でこんなことやあんなことが出来たらいいねというまちづくりの話題も語り合うようになりました。

そんな中でY君から出た補助金の話。

「コワーキングスペース補助金なるものが、東広島市から出るみたい」

この聞き慣れないコワーキングスペースなる施設の話題が次のステップのきっかけとなります。


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