見出し画像

17話 7万円で始めるまちづくり。トモシビファーム設立!

話はトルク事業に戻ります。

安芸津町の持続的な発展にMAPS+Oを使うと決めた僕と複業人材チームは、安芸津に無い組織を作ると決めます。

MAPS+Oでいうオーガナイザーの部分です。

マネージャーが所属する中核となる組織です。最初は本業の会社に地域貢献部を作りたかったのですが、会社の人間にはあまり理解されないであろうことと、
今後何かしらの資本を集めるときが来たら、建設業の会社に集めるのはいかがなものかと思ったからです。

安芸津の資本を安芸津のために使う、別法人の設立が必要

という考えにいたりました。
トルク事業の期間も残り1ヶ月となった頃

「発表会でどこまでを成果にしますか?これは法人立ち上げました!と発表したほうがインパクト無いですか?」

といった流れに。

僕やれるかな?

と一瞬思いましたが、

ここで止まるやつに今後何ができる?

と自分に言い聞かせ、法人設立を決意しました。色々法人立ち上げを調べ、合同会社に決めました。

合同会社に決めた理由は、
設立期間が短いこと
安価であること
資本を多く出した者が決定権をにぎるわけではないこと
です。

安価とはいえ、資本金と設立の税金6万円がかかります。僕が独断でやっているプロジェクトに家族のお金を使わせるわけにはいきません。

僕の最大の資産をくずすときがきました。

釣り道具です。

ちまちまとグレードアップしていた、僕のステラ(釣り好きなら分かる最高級リール)と竿を早速売却しました。

極貧時代に磨いたヤフオクテクニックは健在です。

そうして用意した7万円で、トルク事業の期間内に

トモシビファーム爆誕!です。

トモシビファームのトモシビは地域を照らす灯り、迷っている人の灯台になれるようという意味で福岡のテレビ局の方が考えてくれました。
ファームの部分は、以前サポートしたクレープ屋の回で書いた、チャレンジャーが次のチャレンジャーのサポート役になる循環作りの部分の循環が

種をまき、育て、実り、また種をまく農業のようだということで農場。つまりファームです。

かくして1人の会社であるトモシビファームは誕生し、トルク発表会で東広島市長の前で名乗りました。

一年半たった先日の議会で東広島市長の口からトモシビファームの言葉が出たのには驚きました。

たった1人でも、資本金1万円でも

旗を立てることが重要。

だと感じます。町を活性化します!と発信することで届くものはあると思っています。

実際にこの後、売上高500億の企業と接触することになるのです。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?