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16話 MAPS+O

地域の持続的発展に向けた体制を目指すMAPS+Oは令和3年に経済産業省が発表しました。

僕はこの体制は非常に的をえている。かつ、どこの地域にも応用が効くと感じています。

MAPS+Oは各役割の頭文字をとったものです。

マネージャー(Manager ):地域の持続的発展に取り組む中核的な人材(地域内人材と地域外人材が連携する場合を含む

アグリゲーター(Aggregator ):広域で複数の地域に、 地域の持続的発展に資する製品又はサービスを 供給する地域外法人

プレイヤー(Player ):マネージャー及びオーガナイザーに対し、協力・連携する地域内外の法人(又は人材)

サポーター(Supporter ):地域の持続的発展に取り組む人材・組織への支援を行う地方公共団体又は国

オーガナイザー(Organizer ):マネージャーが所属する組織であり、アグリゲーター及びプレイヤーと連携 する主体であり、サポーターの支援先である 取組の中心的な役割を担う 地域内法人

良いまちづくりを進めている地域はこの体制が構築されていることが多く、逆にうまくいっていない地域はマネージャーやオーガナイザーがそもそもいない。
また、まとめ役になるためのマネージャーの素質があるかどうかでまとまり方も千差万別です。

また、オーガナイザーが複数存在するのも問題があります。方向性が定まらないからです。ある程度大きな街によくあるパターンだと考えています。

多い少ないの差はありますが、各町にプレーヤーは存在します。

掘り起こすことと、繋ぐこと。足りないものをサポーターやアグリゲーターで補うこと。

これがとても大事です。

また、MAPS+Oの良いところはMAPS+Oを取り入れた町同士で連携した際にイメージがしやすいところです。

他の町に足りないプレーヤーをアグリゲーターとして送りこむなど、MAPS+O同士の連携を目指すことで連鎖的にまちづくりが広がっていきます。

まだ試している途中ですが、MAPS+Oを意識することで

その町に何が足りていないか

を判断する基準となります。

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