あなたのnoteは、何のため??
今回は、noteの用途について、ふと思ったことをまとめようと思います。
noteの使い方って、人それぞれですよね。わたしも、「これが正解!」とかはなく、その人がどう使うだと思っています。
他方で、意外とこのテーマって見失いやすいんじゃないかと思います。わたし自身も正にそうでした。わたしの場合は、noteを始める前に目的や投稿ジャンルを決めていたほうなので、本来はどちらかというとブレにくいはずなのですが、それでも焦ったり、人と比べたり…。
基本はマイペースでいいと思うのと、その人がやりたいことに近づいてくれれば、もうわたしから言えることは何もないのですが、もし今、noteの方向性で悩んでいる方がいたら、参考になれればうれしいです。
連続投稿ってどうなの?
はい、来ました。今回のテーマで、この話に触れない訳には行きません。
まず、結論から行きます。
あなたが、「なぜ連続投稿をやろうと思ったのか」次第です。
わたしの場合は、自分が目指す、色んなところに行きながら働くという「ワーケーション」的な生活をしようと思ったら、パラレルワークをしながらnoteを毎日書けるくらいになろうと思ったからでした。
また、定期メルマガ的な形で発信して、ゆくゆくは一定のマネタイズを見据えているからです。ただ、ここは実績や影響力が一定ないと、どうしてもプッシュ気味になってしまうので、今はまだ手をつけていません状態です。むしろ、現在のnoteの毎日投稿自体がそれになっている形ですね。
結果的に、noterのみなさんの文章に触れてインスパイアされることも多くなり、noteを書くことで自然と自分と向き合っている時間が増えるなど、非常に大きな影響がありました。
とは言え、これは毎日投稿自体の効果というよりも、厳密には
一定のクオリティを妥協しない
企画応募やアートレポートなどのチャレンジングな(=エネルギーを必要とする)noteに挑戦し続ける
体調や状況を見ながら、ときにはつぶやきや音声などにも頼る
ということを意識していたからだと思います。
そのため、例えば、「何かに継続する実績をスモールステップで残したい」ということであれば、継続させることにまずは重きを置くので全然いいと思います。
目的は見失いやすい
とまぁ、「それはそうでしょ」という話だと思うのですが、本当の目的は見失いやすいってわかっていながらも、ついつい逸れちゃうんですよね。
例えば、比較。なぜ七つの大罪に「比較」が入っていないのかと思うほどです。
今ほど人と比較”できる”環境ではなかったからかも知れませんが、自分が目指しているロードマップのチェックポイントを他の人が踏んでいるのを見ると、「焦り」に変わりやすくなります。
○○という仕事を既にしている。合格した。受賞した。
ちなみに、ビジネス領域では、「年商」や「上場」などオールジャンルに比べられる指標があるため、なおさらその傾向が強くなりがちです。
noteに求めていたもの
色々難しいことを書きましたが、最初にnoteを選んだのは、そもそも、文脈を読める方がたくさんいるからでした。
そして、そうした方とコメントで交流するのがたのしい。
Xのビッグアカウントなら、簡単な質問を投げかけるだけでたくさんの返信がつく。正直、それはうらやましいと思います。
ですが、速すぎるタイムラインの濁流。文脈よりもインパクト重視なそれよりも、わたしは「わたしがこだわった部分」を見て欲しい。それがわたしの想いでした。
しかし、例えば、プレスリリースを書こうと思えば、インパクト重視の最高峰の1つ、Yahoo!ニュースへの掲載が1つの中長期指標になります。
また、フォロワーさんをただの”数”として捉えるのはわたしもあまり好きではありませんが、一方でしっかり繋がっている層とその周りの同心円が広がっていくような構造だとわたしは捉えています。
つまり、数もある程度必要。そして、フォロワー側の目線で言うと、同じフォロワーの1人でも、そのつながりの強さは、時期や関係性で異なるということです。
迎合するのはカッコ悪い。でも…
大衆に迎合する。わたしの嫌いな言葉です。
唸るほどの信念と行動、そうしたものへの憧れ「カッコよさ」は、わたしの行動基準そのものと言えるほど、わたしが大切にしている考え方です。
しかし、やはり、頑固なだけではカッコよくないなとも思いました。
例えば、ビュー数がほしいなら、やはり、読まれるnoteにするための対策が必要です。
コメントが欲しいなら、コメントを書きやすい仕掛けが必要です。
と言うのは簡単ですが、いくつかの要素が複合しているのと、先の本当は自分がどうしたいかわからなくなり、袋小路に入りやすくなると思います。
そして、それっぽい有料noteを買っては落ち込む。そんな循環はないでしょうか。何年も前に、本腰入れずにnoteをやっていたわたしがそうでした。
自分が何がしたいかの見極め方のヒント
とは言え、「noteって、何となく始めただけだし…」という方も多いと思います。そんな方にオススメなのが、こんな方法です。
1つずつ、叶えている自分を想像する。
それで自分が満たされているかどうか。
例えば、ビュー数がメチャメチャ跳ねたとしましょう。わたしも先日念願の注目記事に選んでいただき、そのnoteだけ文字通り桁が違う伸び方を体験させてもらいました。
自分が注力したいアート分野だったので、心からうれしかったです!実績として周りに出すこともできます。
ですが、同時にこんなことを思ったりもしました。
・次の記事、ちゃんと見てもらえるのかな?
・変な記事でガッカリされたらどうしよう?
・トップ3の記事をサイトマップに載せている手前、もう1位は塗り替えられないかも?
他にも、自分が魂込めたものでトップ3を埋めなきゃとか、ふとパートナーに言われた「(注目記事に選ばれた割に)スキとかコメント数少ないね」など、他意がないはずの言葉にもグサっと来ました。正にルックバックの1シーン。
あるいは、コメント数でもいいかもしれません。コメント欄が大フィーバーしたことを思い描いてみてください。
ですが、そこにあなたが少し意図しているものと違ったコメントが1つ紛れ込みました。それに対して、あなたが感じた違和感を指摘してくれた別の方がいました。それぞれの仲間内というか、所属しているコミュニティがあるので、コメント欄は論争合戦です。
コメントを削除してもキリがありません。あなたは、noteからの通知を切り、全部有料noteにしてコメント欄を閉鎖しました。
あなたが本当にしたかったことは何でしょうか。
とまぁ、ホラーショートみたいなテイストでしたが、これらは極端な例です。ネガティブな要素があるというよりは、本来やりたいこととは違うことで振り回されると心が疲弊してしまうということが言いたいのでした。
そう。つまり、売り上げが欲しいというのも、誰もが否定しにくい願望だとは思いますが、とは言え、どういう形でもいいという人もいれば、こういう人からは取りたくない、こういう人に買ってほしいなど、それぞれの想いがあるのではないでしょうか。
「何が大切か」その精度をどんどん上げていって、近くにある若干ズレた指標に心を乱されないように、少しずつでも進められたらいいですね。
最後に自身の宣伝で恐縮ですが、わたしはそれぞれの人が、自身の強みや活かした生き方や働き方ができればいいと思い、メンバーシップをやっています。しかし、それはまだわたしのチカラでは「居場所」やコミュニティを作るレベルには至っていません。
それぞれが、それぞれの目的地に行くために。でも、それは孤独な旅ではないとわたしは考えています。お互いが頑張っている姿に刺激を受けたり、相談できる領域はお互いに協力し合ったり、そんな世界観を実現するためにメンバーシップを作りました!
▽メンバーシップの詳細はコチラから▽
特に、最初のプランの10人までは、同心円の一番内側の10人として、最大限サポートできればと思っています!「気になっているけど…」という方は、お気軽にご連絡くださいね!
今回のトップバナーは、正に使われやすさにジャストフィットしたイラストをご提供いただいた、オクヒロユキさんのイラストを使わせていただきました!