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わたしにとって、文章はギフトだから|わたしが文章を選んだ理由

「なぜ、文章を仕事にしたいと思ったのですか?」
結構聞かれることが多い質問であり、割とわたしのなかでも大きいテーマなので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。

ちなみに、なぜ文章が好きなのか、文章のどこが好きかという話は大好物なので、あなたの「文章が好きな理由」もぜひ教えてくださいね

文章は贈り物だから

わたしにとって、文章はプレゼントとほぼ同義だと思っています。

それは、
・構成を練る時間
・いい言い回しを考えている時間
・やっぱり、大幅に章立てを変えるとき
・最後に、誤字脱字をざっと見ていても、心が高まって早く公開してしまうとき
・公開後に誤字に気づいてあわてて気づくとき

最後のは少し例外かもしれませんが、この相手を想って試行錯誤する時間が好きなのです。もちろん、その相手が自分のこともあるかもしれませんが、そうやって時間を丁寧に使って試行錯誤されたものそのものが好きです。

それは、プレゼントは何がいいか選んでいるとき、包装紙やリボンを選んでいるとき、最後につける飾りつけの位置が曲がっていないか見るときと似ていると思います。

相手のペースでいいから

見るタイミングは、相手のタイミングでOK

文章は読み手のタイミングでしか読まれません。
自主的で前向きな選択が、その人の輝きと幸せに直結している」と考えているわたしは、選択肢を奪うような”押しつけ”は、性格上あまり好きではありません。

文章であれば、読み手が好きなタイミングで見ることもできる。途中で手を止めることもできる。

それは裏を返せば、書き手が読んでほしいときに読んでくれないかもしれません。あるいは、本当に言いたいことが曲解されて伝わってしまうかもしれません。
しかし、よく考えると、それこそがコミュニケーションであり、だから、伝える側も受け手側も研鑽が必要です。

そのお互いの歩み寄りそのものも好きですし、書き手として誤解を与えたり不快にするような表現になっていないか、受け手として読み違えているところはないか、その文化自体がお互いを尊重し、気遣い合っているようでわたしは好きです。

結局は誰のため

「書きたい」と思ったのはダレ?

それでも、
・読まれなくて悲しい
・伝わっていないなくて寂しい
・届いてなくて悔しい
そういった気持ちは、わたしも感じるときはあります。

しかし、忘れてはいけません。書くということは、究極誰のための行為なのかと。

少し話は変わりますが、バイト先に大学生のときに好きな人がいました。
バイトの最終日に花をプレゼントすることを計画しました。しかし、実はそこまで仲がいいわけでもなく、結構迷いました。
ただ、そのとき、思ったのです。

あげたいと思っているのは誰だ?

そう、わたしでした。好かれたいという気持ちが0かと言ったらウソですが、わたしはただ、その人のイメージにピッタリの花を上げたかった。それだけでした。喜んでくれたら、気持ちが伝わればサイコーにハッピーですが、それは相手次第。どうなるかはわかりません。

それに、伝え方が悪かったら、それは自分の問題です。
いや、今回の話に限っては、誕生日イベントに行く前までに好感度を十分に上げておかなったのがわたしの敗因です。
*恐らく、こういう考え方をしている時点で、結末は決まっていたのかもしれません。

結果的にどうなったかというと、「何も起こりませんでした」。振られたわけでもなく、喜ばれたわけでもなく、それっきり話をしていないのです。

確かに、このとき、まだLINEとかはなかったのですが、キャリアのメールアドレスを交換していない時点で、いかに「まだ始まっていなかったか」がわかります。その状態でいきなり花とは、なかなかぶっ飛んでいるなと、約20年振りに思い出しました。
いや、何の話でしたっけ?(笑)

そして、わたしは今日も文章を書く

連続投稿も順調に更新中です!

ということで、わたしが文章が好きな理由、文章を仕事にした理由は、ギフトに似た考え方をしているからでした。

しかし、時にマーケティング脳が過ぎたり、メンヘラみが増すと、わたしが嫌いなはずだった、「押しつけ」に思考が寄っていることに気づきます。

だからこそ、なぜ文章を始めたのか、は帰ってこれる場所として残しておきたいですね。

また、今回のnoteでは触れていませんが、
・なぜnoteを始めたのか
・どんな人に読んでほしいのか
・読んだ人にどう思ってほしいのか

なども、ときどき思い返したいですね。

わたしの場合は、「モヤモヤしている人のヒントになれば」というのがベースです。
その上で、情報を得ることで行動できる人にわたしの発信を受けて止めてもらって、自分が思う道を進んでいってもらいたいということ。
「リ・キュレーター」として、価値や魅力を再定義・再発信することで、「自分もやってみようかな」と思ってもらえることです。

ただ、それらはあくまでわたしの気持ちなので、わたしは、そう思ってもらえるように書き方や伝え方をどんどんブラッシュアップしていけたらと思います。

みなさんの文章大好きエピソードもぜひ教えてくださいね!


今回のトップ画像は、時短で働きながら主夫もされているyukiotaさんの画像を使わせていただきました!NPOとスタートアップで採用や広報をされているとことで、かなり近い領域にいらっしゃいそうです!


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灯火 @ココロ・カタチ・ヅクル「リ・キュレーター」
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