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ビジネスライターは、AIをどう活用しているか【note連続投稿150日に寄せて】

みなさん、AIって活用されていますか?
わたしは、UI・UX絶対信者ですが、正直最新トレンド系よりも、じっくり吟味して選ぶほうなので、最先端の情報を掴むというのは苦手です。

しかし、選び抜いたもののこだわりは使いこなしは割と好きなのと、AIとライターというのはよく議論される話だと思うので、リテラシーを語る「リ・キュレーター」として、今回はこのテーマについて書いていきたいと思います。


1.仕事が奪われるかどうか、ではない

まず、第一に「仕事が奪われないようにしないと」とか、AIがあればライターはいらなくなるとか、その辺の話から行きたいと思います。

ライティングという意味では、なくなりやすいのは実際にそうです。原理としては、何となく想像がつくように、インターネット情報を網羅した情報が出せます。著作権がある自分のものを読み込ませれば、自分風のものをアウトプット可能です。

って言うのは、理論ではよく聞くじゃないですか。ただ、実際に作っているところや指示しているところを目の当たりにすると、本当にそうなんだなと痛感しました。

2.とは言え、すぐではない。しかし、「化石燃料がなくなる」みたいなレベル感ではない。

ただ、それはじゃあ、1年2年ではないかもしれません。しかし、そもそも、ChatGPTが騒がれてから、カスタマイズされたGPTsがたくさん出てくるまで1年足らずでした。そう考えると、もうあまり猶予はないかもしれません。

ですが、ここで思い出してほしいのです。

  • Googleがすべてのパスワードを記録するという機能を出したとき、恐怖を覚えませんでしたか。

  • クラウド上に経理情報や顧客情報をアップロードすることに、抵抗はなかったですか。

  • ガラケからスマホに変えるとき、「当分はガラケでいいや」と思いませんでしたか。

3.使いこなす側だけが残る

そう、つまりそういうことで、人間にしか出せない文章を書き続ける!と頑なに抵抗しても、「一生ガラケおじさん」がもう見なくなったようにあまり生産的でないことは明らかです。あるいは、わたしは電子メールやチャットツールは使わない!と決めても、現実的に難しいのではないでしょうか。

すなわち、企業が導入するSFAやCRMと言った、営業や顧客管理ツール、基幹システムなどと同じように、やれることは限りなくありますが、使いこなせなければ他社とどんどん差が開く。残酷ですが、そういうタイプのものだと思います。

そして、今までは日本企業のなかだけであれば、旧態依然の状態でもなんとか保てていましたが、それが限界を迎えつつある。ただ、それだけな気もしています。

だったので、「なんだ、AIって騒がれているけどこんなものか」ではなく、どう指示したらいいのかを使いこなす側だけが残るという構造になっているような気がしてなりません。

もちろん、それだけでなく、だからこその丁寧な時間手仕事のよさも際立ちますと思いますが、それでも大きな流れはそうなるでしょう。

4.わたしの活用方法 5パターン

すみません、またもや前置き部分が思想強めな記事になってしまいました。
タイトルでも紹介した、では、わたしはどのように使っているか紹介しますね。

ちなみに、一見無茶と思われる答えがないものや抽象的なもの、新しく何かを生み出すほうがAIは得意という話を聞いて、カルチャーショックでした。

①有料noteのテーマや方向性

月ごとに見られやすいテーマや、元々読まれやすいテーマがある程度絞られている有料note。さらに、自身が書けるジャンルもあるので、そのなかで、どういった方向性がいいかは、結構AIと壁打ちしたりしています。

ちなみに、わたしはclaudeがお気に入りです。

②ビジネス系ライティングの構成

わかりやすく説明することが求められるビジネスライティングでは、要素は既にある程度揃っているため、構成を壁打ちしながら決めています。

もちろん、アウトプットをそのまま使うことはなく、ヒントにしながら手を加える形ですが、要素が多く、話の流れを考えるときに助かっています。

③言い換えや類義語

ネーミングを決めるときなどに、「英語で、この単語と相性がいい、こういう系の単語を教えて」というのは、なかなかGoogle検索では出にくい分野です。

例えば、最近作ったマガジン「Passion × Obsession」は、Passion×〇〇という形にしようというのは決めていたので、その上で響きや意味など踏まえて、「こだわり」という意味を持つObsessionを選びました。

こだわりが行き過ぎて「執着」のようなニュアンスもあるのですが、そこも含めて変態性を持った「大好き!」を伝えるにはちょうどいいと思った形でした。

実際の質問画面(一部)

④生活習慣の相談

特に不眠系ではメンタル・フィジカル問わずよく質問しています。
最近では、なかなか眠れないという日も稀になりましたが、時々相談させてもらっています。

実際のやり取りから(一部抜粋)

⑤noteで困ったら

予めジャンルやネタは用意しているものの、時間的な制約がある場合や、先ほどの有料noteやKindle本などクオリティを上げたいときには、これまたclaudeクンに相談しています。

これは、昨日1/7にやることが多くて、23:00過ぎてから書くnoteを実際に相談したものです。アートレポートや自分のスキなもの、それこそAIの話など事前にネタは色々考えていたのですが、時間的に難しそうだと判断し、さらっと書けるものにシフトチェンジしました。

実際にわたしが書いたのは、昔のことをふと思い出して書いたnoteでした。

500文字強という、わたしとしては珍しいコンパクトさ。
ただ、あまり長いと読めないという方もいらっしゃると思うので、短めのものも定期的に取り入れようかなとかも思ったりしていました。

以上、AIの活用方法、いかがでしたでしょうか。
わたし自身もまだまだ勉強中ですが、やはり、ポイントは使いこなしと、一回のアウトプットで完璧を求めないという、まさにスモールステップの考え方でした。

AIでもこの話が出てくるのかと思うと、やっぱり末恐ろしいものがありますよね。
みなさんのオススメの使い方やオススメのツールがあったら、ぜひ教えてください!

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灯火 @ココロ・カタチ・ヅクル「リ・キュレーター」
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